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続・娘ちゃんの「夢ものがたり」

noteの皆さま、こんばんは。おかげさまで、
娘は1歳8ヶ月。Sazanamiです。

1歳を過ぎて、夢を見はじめたらしき娘。

こちらで詳しく。


赤ちゃんは、いつから夢を見るの?






「寝言を言いはじめる」1歳半をすぎて、
娘は、ますます臨場感あふれる寝言を口にするようになりました。



三連休、中日の夜。



まんなかに娘を挟んで、家族3人、
川の字で寝ていると、






あああぁぁぁぁーーーーーー!!!!





耳元で断末魔の叫びが聞こえ、飛び起きました。


……なにごと!?



見ると、隣で物音ひとつ立てずに寝ていたはずの娘ちゃんが、ごろんごろんと転がって、盛大に泣いています。


「ちょーだーい! ちょーだーーーい!!」


と、叫びながら。




あわてて娘をこちらへ引きよせ、
おっぱいをくわえさせると、そのまま

ふたりでゴロン。


添い乳の体勢で、娘の背中をトントンしているうちに、娘はふたたび静かになり、すやすや寝息を立てました。





ところが。





カーテン越しの空が白みはじめ、真っ暗だった部屋が、うっすら明るくなった頃。



いやあぁぁぁぁ!!




娘が、またしても声を上げました。


「○○がとる、○○が、とるー!!」


と、繰り返しています。




お顔を見ると……目は、閉じたまま。





いったい、なんの夢を?




翌日の晩、夫にその話をしてみました。

夫は、目を細めながら、




「スマホ取られる夢みてたんじゃないか?」





あぁ、なるほどスマホか!





娘を寝かしつけるのは、夫担当です。


2歳ちかい娘を抱っこ紐に入れ、ベランダに出て、赤ちゃんが秒で寝ると噂の「POISON(反町隆史)」を聴かせながらヨシヨシして、娘が寝息をたてるまで20分ほど、ベランダをうろうろするのがお決まりのパターンでした。



しかし、1歳半を過ぎたあたりから、
POISONが効かなくなった
とか。



あの曲が流れると、抗えず寝てしまう。



と、娘は学んだのでしょう。

最初のシンセサイザー音が聴こえてくると、
もう泣きはじめて
、寝かしつけるのに苦労した
と、いうのです。




どうりで、最近は「アンパンマン」の曲の
オルゴール音にのせて、

アンパンマン
(キャラクター名は、随時変わります)
きょうも、いっぱいあそんだね
すやすや、おやすみなさい


と、無機質ながらも
温もりのある声が、聴こえてくるわけですね。




加えて、最近テレビやスマホに興味を持ちだした娘は、「2歳までメディアには触れさせないのよん」という、母親のきびしいまなざしをかいくぐり、




夫に、アンパンマンの動画を見せてもらい、
父娘ふたりだけの甘いひとときを、
過ごしているようです。



なるほど!


夫の顔を見ると、ところかまわず

「アンパンマンちょーだーい!」

と、おねだりする娘の真意は、
こんなところにあったのですね。




この、娘のおねだり。


どうも、寝る前にも、
さかんに行なわれるようになってきたようです。



ベランダで、

「アンパンマン、ちょーだーい!」と、娘。

わが子の眠たそうな様子を察して、

「いまは見ないよ、明日ね」と、夫。




「わああぁぁぁぁーーーーん!!」

盛大に泣きながら、こてっと眠ったあと。





夢のなかで、「スマホ争奪戦」の、

延長戦のゴングが、鳴っていたというわけです。



娘ちゃんは、朝まで

スマホを見るために、夫と格闘していた。




なんだか微笑ましいような、

気の毒なような。




翌日は、

「ねんねしたい」と、娘みずから

ベッドに入ることを希望したので、



パパ渾身のむかし話を聴きながら、

娘もわたしも、スヤスヤ寝落ち。



それでも、夜中になると

「とってー!」「おっちゃったー!」と、

眠りながら訴えていました。



夫いわく、

クルマ乗ってて、ぬいぐるみか何かが落ちたんじゃないか」とのこと。


ぬいぐるみをお供にお出かけしたときは、
チャイルドシートの下に、必ずと言っていいほど
それを落とし、「おっちゃったー!」と、隣にいるわたしに、訴えるのです。




アンパンマンと空を飛んだり、

すべり台で遊んだりする夢を見ていたのが、



スマホ取ってー! だったり

お出かけの夢だったり。



いっきに、「現実」に寄った夢になってて、

こういったところでも、


娘の成長を感じました。


「ねんねしたい」って、
言えるようになってるし!
じぶんで寝られる日は、すぐそこかな娘ちゃん!






さいごまで、読んでくれたあなたへ


子育てに困ったとき、

スマホに助けてもらうのは、

賛否両論あると思います。




泣かれるよりは、

渡しちゃったほうが、家事もはかどって

いい場面もあるでしょう。


でも、YouTube見せちゃうと、

止めどきがわからなくなるというのと、

大人でも、いじり始めたら止めることができないスマホを子どもに使わせて、

おなじような「依存症」にするよりは。

要するに、親のわたしが
「スマホ依存」に陥っているということですね。

……ということで、なるべく、できる限り



子育てで、スマホを頼らずにすむよう

気をつけては、います。


それでも、どうしたって

触らせてしまうこともありますが。



本編にある「2歳まで」というのは、

通っていた産婦人科で、


「言語の発達にかかわる場合があるから、2歳までの間には、メディアに触れさせないように」



と、院長先生じきじきに

お達しがあったからです。



そんなこと言うなら症例を出せ、

という意見もありますので、

これに関しては、別記事で詳しく。






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