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こんなにも、時代は多様になった

noteの皆さま、こんばんは。Sazanamiです。「子どもの権利週間」最終日のきょう、子どもの権利がらみの記事も、これで最後の投稿となります。




11/17(水) とくべつな舞台で、演奏するのは
↑明日(11/24)から「有料記事」になります。

子どもの「これをしたい!」に、
どう向きあっていけばいいのか。
そんなことを、
自分の「特殊な経験」をまじえて、
つらつらと書いています。

有料にするのは、
プライベートのことが
てんこ盛りで、身バレにつながる
恐れがあるためです。
「鍵をかける」ということで、あしからず……




11/20(土) 子どもの権利は親のもの?

「子どもの写真」を、
親が「自由に」扱っていいのか。
そんな疑問を書いています。



💝11/23(火・祝) 💝
こんなにも時代は、多様になった
↑今ここ



3つの記事に、おつきあい頂き
まことに、ありがとうございます!







「子どもの権利を考える」ラストの今日は、通っている支援センターで、性教育講座を受けた話を書きます。



家庭では、なんでも話せる雰囲気をつくりたくて、そのために「性のこと」は避けて通れない。


そんな気持ちから、参加を決めました。





勤続32年のベテラン助産師せんせいが、

子どもに性のことを聞かれたら、とか
悪いひとからどうやって身を守ろうか、と


そういった、家庭で持ちだすのをためらってしまいがちな話題や質問への対応のしかたを、具体例をまじえて、丁寧にお話ししてくださいました。




では、印象に残ったことを、書いていきます。


「男女」は、クレームのもと


現在、教育現場などで「男女」などと言おうものなら、即クレームになるとのこと。

「男」と「女」の「中間の性」にたいしては、
子どものほうが敏感な反応を見せるらしく、


「○○は、男でも女でもないです」

と、子どもから反論されることもあるそうです。


また、

「男の子は泣いちゃいけない」
「女の子は、おしとやかにしておくべき」

「男の子がピンクとか着るなんて」
「女の子が黒のランドセル?」


など、こういった
「性別による決めつけ」も、

子どもたちを、とても苦しめる。


先生は、そうおっしゃっていました。



わかっていても、つい

「えーっ、男の子なのに虫も殺せないわけ?」

とか、やってしまいがちなので、



細心の注意をはらって
これから生きていきます。危険!


LGBTQ


ことばを聞いたことがあるだけで、
ちゃんと意味が、わかっていませんでした。


L=レズビアン
女性同士の同性愛者。
 ⚠️レズ、は差別用語になるので、かならず
 「ビアン」も、つけること!


G=ゲイ
男性同士の同性愛者



B=バイセクシャル
同性も異性も愛せるひと。 

 先生が、サラッと
 「これ、子どもたち、ホントに多いです」

 ……え( ゚д゚)

T=トランスジェンダー
「体の性」と「心の性」が一致していないひと
 むかしは「性同一性障害」と言いました。
 上戸彩さんが、その生徒を演じてましたね。
 ドラマ「3年B組 金八先生」で。

 ちなみに、ここ沖縄では、
「体の性は女性だけど、心の性は男性」の方が
 多いようです。


Q=クエスチョン
じぶんの心が、上記のうち、
 どれに当てはまるかわからず、悩んでいるひと


だそうです。


これに絡めて印象的、いや衝撃的だったのは






性転換手術のできる病院が、

ここ沖縄にもあるということ。









なぁにぃぃぃぃーーーーーーっ!?











日本で5カ所しかないうちの1カ所が、
沖縄にあるんだとか。


あえて、この記事では名前を伏せますが、
情報が必要な方いらっしゃいましたら、
Google先生かYahoo先生に、
お問い合わせをオススメします。






ちなみに、「体の性別が男の子」だと、
声変わり前の受診が、おすすめだとか。

変声期が終わってしまうと、
「体の性」が決まってしまうということで、

もし、「体の性」と「心の性」が
一致していなくて手術を希望する場合は

声変わり前に、(小学校6年生までに)
診てもらったほうがいいらしいです。



【追記】11/23

⚠️コメント欄にて、このようなご意見を
 いただいています。


性別を変える治療は、
それ相応にリスクがある。

(そうでしょう。きっと、ほかの治療以上に……)

そんなリスクの大きく、しかも
「後戻りのできない」治療を受けるのを、
小学生のうちから決断するのは、
かなり難しいのが、世の現状である。

性別違和の強さや期間は、人によって違う。
成長期の前に治療を受けて、
「やっぱり受けなきゃよかった」と、
後悔することがないとは言えない。



たしかに、そうですね……。

医学的には「声変わり前」でも、



心の観点から見ると、その時期が望ましいと

言えるのか。



「未知の世界」だからこそ

聞いたことを鵜呑みにせず、

よく考えてから書くべきでした……。





悪いひとから身を守るには

これはもう、他人事ではない……。


おなかの子が、女の子だとわかったとき

真っ先に心配したのが、

「誘拐、からの性被害」です。






娘が、ぶし産まれたら、

この対策だけは、怠るまい!


と、鼻息あらくしていました。今もです。








と こ ろ がっ!!









先生いわく、

「最近は、男の子も性被害に遭いやすい」

とのこと。



あぁもう!

恐ろしい世の中になったもんです……。



そして、もし男の子が

性被害に遭ってしまったら……





女の子の4倍は、心に傷が残る

とか。




そうでしょうね……。




では、具体的にどうすれば?


① 車の横はゼッタイ通らない。
 ⚠️スライド式のクルマだったら、ドアが
 スーッと開いて簡単に中に乗せられてしまう。

②エレベーターに乗るときは、
 ボタンのいちばん近くを陣どる。

 ⚠️何かされそうになったら、速攻でボタンを
 全部押して、出られる体制を作っておく。

③下校のときは、必ず友だちと一緒に帰る。
 ⚠️ひとりで帰るときには、迎えを呼ぶ。

④ショッピングモールなどのトイレに、
 決して、子ども1人で行かせてはいけない。
⚠️これは、男の子でも徹底したほうが良いとか。
「男の子だから大丈夫」は危険らしいです!



なんか……

もう何もかも、わたしの子どもの頃と
危険度が違いすぎて……。



先生のお話を聞いていると、
「人に頼るのは、決して悪いことじゃないな」
しみじみ思いました。


「ひとりで帰ってきなさい」などと言って
早くから自立を促そうとすると、

かえって危ないんですね。


わたしは、ひとと繋がるのが得意じゃないので、
そういうふうに、仕向けてしまいがちなんですが


もっと、
横のつながりを、ジャンジャン作れるように
したほうがいいのかも。




娘にも、安全のために
どんどん、まわりの人に助けてもらうんだよー


と、声かけしていきますよ!



赤ちゃんは、どうやってできるの?

子どもが、まだ小さいうちは
「お父さんと、お母さんが、
なかよくしてたらできる」
で、充分なようです。


まだまだ、ファンタジーのお話が
通じる時期なんですって。かわいい❤️


しかし、思春期になると
そうはいきません。


やることやって(この部分をハッキリ!)
産まれるんだよ!」

に、加えて


「赤ちゃんのできる行為は、
大切な人としか、してはいけない

と、伝えるのがベスト。


先生は、そう仰っていました。



似たような質問

「赤ちゃんは、どこから来るの?」

そこは、

「お母さんの大事なところから、来るんだよ」

と、ハッキリ答えて大丈夫みたいです。



そしたら、

「あなたの大事な場所も、赤ちゃんが産まれるところだから、きれいにしようね」

と、プライベートゾーンを大切にすることに
繋げられるから、だそうです。



自慰行為したことある? 
と聞かれたら


「プライベートなことだから教えられない」

これでOK!


明るい性教育を目指しているからと、

なんでもかんでも、あけすけに話さなくても
いいんですね!


でも、

「女の子も、するんだよ。女の子が10人いたら、3人はするよ。もし男の子だったら、10人いたら9人は、やってるよ」

など、「データ」で答えをつけ加えるのは
アリなんですって!



よかった〜! いま解ってて。


10何年後に、娘がそんな
身も蓋もないことを聞いてきたら、

夫婦そろってアタフタするのは
目に見えてるので……。


子どもの「性器いじり」

ちいさな子どもでも、机の角なんかに
性器をこすりつけることが、ある模様。



ベテランの保育士さんなんかは、

「愛情不足よ」と言いがちなようですが……



そんなことは、ないです。



と、先生は全力で否定なさっていました。





当たった場所が、
たまたま「きもちよかった」から、
やってしまうだけ。


そこには、大人が思うような
「いやらしいやつ」は、ないそうです。



決定的瞬間を見てしまうと、
ギョッとしそうですが、



まずは

「どうしたの?」と聞いてみること。


これが大事だと、おっしゃっていました。



もしかすると、性器がかゆくて、

ぽりぽり掻いているだけかも。


赤く腫れていたりしたら、

病気の可能性もあるので、

小児科にかからないといけないかもしれない。



そして、性器をいじっているのを見たときに、

「そんなことしちゃダメ」とかは禁句だとか。

これは……夫にぜひとも伝えたい……。




なら、どうすれば?




だいたい、暇つぶし⁉︎ な感覚で

いじっていることが多いので、



「絵本読もうかー」と、

ほかのことに気をそらしたり、



「お母さんのお手伝いしてー」と、

その子に「役割」を与えたりすると、

自然と「いじらなく」なっていくようです。





まとめ

こうして書いているだけでも、貴重な情報満載の、無料とは思えない、充実した講座でした!


そうそう、赤ん坊のうちからできる「性教育」

それは……





オムツを替えるとき、

「きれいにしようね〜」などと

声をかけ続けること




なんだそうです。





娘の出産でお世話になった産婦人科でも、

「オムツを取るときとかは、
ひとこと声かけしてから」

と、指導があったのですが、なるほど!




この講座で、つながりました。



そういうことだったんですね。




画像1

きっと年明けには、「大吉」が出るでしょう……



さいごまで、読んでくれたあなたへ


義妹は、わたしとは真逆のタイプです。


「超」がつくほど忙しく働いているので、

なるべく、子どもたちには

バスでも何でも使って、

ひとりで登下校がんばってほしい!

と、バス通学を、うながしたり

しているようです。

(甥っ子 小3。姪っ子 小1)



甥っ子→義妹の職場近くにある、
公立じゃない学校に通う。


姪っ子→おうちの近くの公立学校に通う。

ただ、夕方はおうちに誰もいないし、通わせている学童への送迎もバタバタするようで、
放課後、学童へ行かずに義妹の職場まで
バスで来てもらえれば
ラクなのだそう。


甥っ子の学校も、義妹の職場も、姪っ子の学校やおうちから遠く、市町村を2つまたいで、バスで30分かかる場所です。(街灯もあるか怪しいススキ野原行き……)






わたしは、小1の女の子が、放課後バス停でひとり、バスを待ってる姿を想像するだけで

「危なーい!!」

と、胸がザワついてしまうのですが……。




でも、義妹のような感じが

かえって、子どもたちに


「危ないことを寄せつけない」場合も

ある、とか。



なるほど

心配しすぎも、よくないってことですね!

いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。