【俳句幼稚園】春の雑詠〜新潟旅行で5句(推敲済)〜
春の宵旅の鞄の増えにけり
【推敲前】旅鞄増えてゆきけり春の宵
改札へむすめ抱ふや春疾風
【推敲前】春疾風むすめ抱へて改札へ
ほほ染むる親子や春の雪礫
【推敲前】ずつしりと硬くて春の雪つぶて
春浅し夕餉の後の笹団子
【推敲前】如月や夕餉の供の笹だんご
降り立つや那覇空港は春月夜
【推敲前】降り立つや那覇空港の春の月
家族旅行で新潟へ。
2泊3日の滞在中、ホテルで美味しいものを食べて、目の前のゲレンデでひたすら雪遊びをしていました。
雪合戦もしたんですが、雪の玉って意外と硬くて痛いんですね∑(゚Д゚)
もっと柔らかく当たるんだと思っていたら、型抜きみたいなものでしっかり作ったせいか、テニスボールくらい硬くてびっくりしました。
3日間、新潟はどこもかも真っ白で、白銀の山々のあちこちに湯けむりが立っていました。
重そうな雲に覆われた、真っ白な空。
葉がすべて枯れ落ちてしまった木々。
冷たそうな川。
あぁ、冬ってこんな感じ(暦の上では春ですが)なんだなぁ。
この寂しい感じを経て、雪の下から草木が芽吹いて、花が咲いて、鳥が鳴いて、木々が若葉になり、四季が移ろっていくんだ。
そう思ったら、春が来るってすごく、すごーく嬉しいことなんだなぁ、としみじみ。
滞在中、俳句は全然浮かばなかったのですが、(最初と最後の句以外は、旅行後に振り返って作句しました😅 1句目は旅行前夜の句)、
冬(暦の上では初春)という季節を体感できたのは、とても大きいです。
最後の日には雪が降って、親子3人、起きた瞬間からはしゃいで、降ってくる雪を思う存分満喫できました!
冬の旅行でしたが、寒さも吹っ飛ぶほど楽しかったです。思いきって行ってみてよかった。
句は日記句も多少ありますが、
せっかくの旅の思い出句なので、
今度は、きちんと推敲するつもりです。
句へのご意見ご感想、
今回もお待ちしています。
いつもありがとうございます^ ^
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