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圧倒的な成果を得るプレゼン術

はーい✋いくらちゃんです。
今回は、珍しく前回の最後の予告通り「プレゼンの語源はプレゼント」の話をします。
ハウツー多めですが、お許しください。
知っていることが多かったら、すみませんー

前回は、「障がい者支援を志す保健師」の話をいたしました。

多くの方から、個人的に激励のメッセージもいただきました。
情報発信していてよかったなーと感じさせていただく、回となりました。


プレゼンの語源はプレゼント

諸説ありますから、プレゼンの語源がプレゼントなのかは、本当かどうかわかりません。
でも、相手の方(聞き手)に何か新しい知識のお土産や行動のためのきっかけなどを提供できたら素敵ですよね。
いやむしろ、得るものがなかったという感想をもたれてしまっては、大変残念なプレゼンとなりますよね。

プレゼンが苦手だと公言している人の多くから聞かれる言葉に以下のようなものがあります。

「聞き手に(私が)バカだと思われないか心配で仕方がない」
「(私が)間違ったことが言ってしまわないか不安だ」
「(私よりも)もっと詳しい人がいるのに、私なんかが喋っていいのか」

いくらちゃん調べ

思い当たりませんか??

これらに共通する思考の一つは、主語が「私」なんですよね。
プレゼントするときに主語が私なんですよ!!

プレゼントは、もらった相手が喜んでくれることが究極の目的であるにもかかわらず、主語が自分になっちゃってるんですよね。

これ、私生活に置き換えてみるとわかりやすい。

誕生日プレゼントを友人に渡すときに、
自分がオシャレだと思われたいから、相手の好み関係なく流行りの洋服を友人にプレゼントしますか?

家事を頑張る主夫だと思われたいから、
母の日に、自分が参考になったレシピ本をプレゼントしますか?

自分が主語で、プレゼントを選ぶと、大体失敗しますよね。
相手が何をほしいと思っているのか。
主語は、相手なんですよ。

プレゼンの場合は、聞き手が主語です。
極論、新しい情報でなくても良い。
使い古された内容でも、相手が言って欲しいと思うことを的確に、話し手の言葉で伝えられたら、満足が得られるのではないでしょうか。

そう、プレゼントの貰い手(聞き手)の満足度が最優先!!です。
ここを忘れてしまわないように気をつける必要があると思っています。

少なくともこの辺りが重要かな


プレゼンの目的を明確に


あとは、忘れがちなんですけど、本質。
目的をちゃんと再確認しよう。

すぐ、ハウツーに走るのもダメ

どんなに表面をコーティングして見栄え良くして、耳触りが良くても、中身がスカスカだと辛い。
良いプレゼンは、良い提案内容あってのものです。

ワザに走りすぎてしまう時は、内容に自信がないときかも知れません。要注意!!

情報伝達が目標の時もあります。
行動してもらうきっかけを作ってもらう時もあります。
業務委託してもらうために契約を目指している場合もあります。

目的ファースト!でいきましょう。

行政の事業委託型のプレゼン


つい最近、仲間と共に、行政の委託事業を受託するために、公開のプレゼンをさせてもらったんですよ。
競争プレゼンですから、1位を取らないと発注してもらえないので、とってもハードです。
ただ、行政の委託事業は、審査基準とかが事前に公開されていて、メッチャわかりやすい。

配点や採点方法も事前に公開されている

いくらちゃんは、行政での勤務経験もあるし、こういったプレゼンは何度もさせてもらった経験があるので、ちょっと得意なんですよね。

ここからは、有料級!!(笑)貴重な耳寄り情報。
無料ですけどね。
行政の人には、絶対内緒ですよ。
絶対に言うなよ、絶対ね。


審査員の数



こういった競争プレゼンの際は、提出資料の部数から、審査員の人数が予想できます。
恐らく、提出書類マイナス2部(1部は保管用、1部は予備)が審査員の数です。


審査の方法(採点方法)


審査員が複数いる場合は、その分野に明るくない人も大勢審査員となっている。
従って、プレゼン全体を通しで聴いて、採点できるような人はほんの一握り。
恐らくは採点しやすいように、上述の配点表が審査員にも配られている。
その表そのままで配点のところが空欄になっているシートだと思う。

情報公開の仕組みも整備されていることから、点数の公開の可能性もあり、透明性が求められていることから、客観的に事実として残さないといけない。主観的、感覚的では、公平性が担保されませんからね。だからこそ、わかりやすく審査員が採点できるようになっているはず。


こういった感じで、プレゼンを受ける側のことをきちんと理解し(一部推測)、準備することが大事ですよね。

いくらちゃんはしたたかですよ。
審査員が採点しやすいように、企画書のプレゼンの順番を、全部この採点表の構成の通りにしました。
上から順番に採点する方が、審査員の皆さんも採点しやすい。
あっちこっち採点表見ながら、採点していたら、プレゼンの良いところ聞き逃されちゃって損するのは、プレゼンターなんで。

内部にいたからこそ、この辺は丸裸ですね。
いや、聞き手に対する優しさとでも言うでしょうか。
相手への特段の配慮です笑。
情報の受け手が喜んでくれる形でお話しした方が絶対に良いですよ。
なんせ、プレゼントですから。相手の欲しいものですから。

新規事業提案型のプレゼン


これは、採点方法の透明性や採点表があるわけではないとき。
例えば、飛び込みの営業で、こちらの商品を購入してもらうみたいなやつ。

これは、時間を長尺で取ってもらえることは少ないので、キャッチーな言葉や、後から見直すA4の1枚ものの資料勝負!!

教科書的にはこんな感じかな

後から、見返してもらうことを主眼に。
そして、このペライチで、資料を手渡しした担当さんが、上司に説明しやすいものであるかも重要な視点ですね。
もし資料を受け取るのが、社長さんだったら、同じ資料じゃダメですね。
訴求ポイント違いますからね。
相手が欲するものをプレゼントしましょうね。

知識編(小ネタ)


小道具・飛び道具は、プレゼンの時、メッチャ重要です。
根拠もありますから、一度以下のスライドを見ておいてくださいね。

体験型プレゼンを実行しよう

プレゼンの中に、ショート版の動画を入れ込んだり、商品がある場合は、実際に手に取ってもらったりします。


質疑応答はチャンス


チャンスというか、満足度はここで決まるといっても過言ではありません。
説明で不足する部分の追加解説もできますし、相互理解が深まります。

悪意のある質問は、自分なりに解釈して、言い換えて我田引水へ!
悪意のある質問者へのスマートな対応は、聴衆の心を鷲掴みにします。(学会発表の時などは、悪意のある研究者には、逆質問で聴衆の理解を深めるために応酬したりもしちゃいます。一度だけ「こちらが質問しています」と言われたことがありますが、「質問の意図がわからないと皆さんの理解につながらないので、いくらちゃんの質問にもお答えください」と被せました。)


コツの一例を紹介

質疑応答のポイントは、難しいことも、できないことも、どんなことでも、未来思考で、ポジティブに回答することですね。
聞き手が、話を聞いて、希望が持てるようにできたら、望む成果がグッと近づくんじゃないかなと思います。


最後にエール

場数を踏んだ方が、経験値が増えるので、チャンスがあったらアウトプットの機会は積極的に掴みに行きましょうね。
日々の積み重ねが、いざという時に役立つはずです。

noteをされている方は、あなたの力作、ぜひ、共有してください。
DMいただければ、拝見させてもらって、フィードバックします!

繰り返しトライアンドエラーを試みたい場合は、エンタメ保健学舎への入会も選択肢のひとつです。

各分野のエキスパートたちが、あなたの成長のために、無料でフィードバックしてくれること間違いなしです。
安心できるコミュニティ内で、適切なフィードバックをもらえる機会は、本当に貴重だと思います。恥ずかしくないですからね、みんなあったかいんだから。

そこまでは自信がないよーって人は、メンバーのアウトプットと、それに対してのフィードバックをオンタイムで見て、疑似体験をしてみよう。
それでもメッチャ学びになると思います。

現在、5月の入会メンバーを絶賛募集中です。
30人の仲間が、あなたのご参加をお待ちしています。
人数の少ない今が、全国のエンタメ保健師と仲良くなるチャンスやと思います。

さーて 来週のいくらちゃんは


「PPTはTTPで」
「時間内で作れるシアワセ」
「アマ色の髪の乙女」

の3本です。

来週もまた、みてくださいね!
ジャンケン、ポン!

ありがとうございます!ご支援いただけると、看護職の未来がちょっとだけドキドキ・ワクワクします!!