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人は感情で物を買う!しかも〇〇に心を動かされる(笑)

おはようございます。
お金のためだけに働かない「令和型サラリーマン」の
小林依久乃(こばやしいくの)です。


お金がない、時間がない、自信がない、と世界3大言い訳の呪縛から逃れられないサラリーマンたちを啓蒙し、副業や投資で裕福な人生に変われるよう、お手伝いさせていただいております。



私は本業でOLしながら、副業や投資で副収入を得て、お金だけでなく時間も心も豊かな生活をしています。

副業を通して気づいたのですが、人って「1個980円で買うより、3個2480円のを買った方がお得だ」などと「理屈」で物を買っているように見えて、意外や意外、「感情」で物を買っているんですよね。

例えば、某テーマパークでネズミの耳の形をしたカチューシャや、修学旅行先で木刀など、その場所だから買う、というのがありますよね。

また、ビジネス本は、ノウハウがビッシリ書かれている本よりもストーリーが盛り込まれている本の方が売れている傾向があります。


私の副業仲間の中には、物販ビジネスをされている方が多く、せっかく良い商品を扱っていながら、売り上げが伸びない方もいます。

彼らの共通点は「感情に訴えていない」「商品の説明が中心になっている」ことです。

それさえクリアすれば、売り上げが劇的に伸びるはずです。

実は、それに気づいたのは、この「ストーリーブランド戦略」という本を手に取ってからです。

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この本の著者は、ドナルド・ミラーという方で、米国アマゾンで星4.8の高評価(525レビュー中 90%が星5)を獲得したベストセラー作家ですが、彼はこう言います。

脳は常に情報を整理しているため、毎日無数の不要な情報を廃棄している。社内目標を語ったりすると、消費者の脳はそれを「役立つ情報」ではなく「不要な情報」だと判断する。
脳は情報を処理するときにカロリーを消費する。
だが、不要な情報でカロリーを消費するのは避けたい。
なぜなら、無駄なカロリー消費は生存の欲求に反するからだ。
(『ストーリーブランド戦略』より)

つまり、雑音のような情報を伝えると消費者は本能的に耳を塞ごうとするため、
「顧客を混乱させたら負け」
ということですが、実際には、多くの企業のウェブサイトや商品説明は、雑音として処理されているのが現状です。

そもそも聞いてもらえていないので、当然、記憶にも残らず、自社商品が選ばれることはありませんよね。


ここで、1つ簡単な方法があります。

それは、「何を書くかではなく、何を書かないか」を決めるという方法です。

これは、ブランド戦略として大変重要なポイントなのです。


具体的には、自分が映画の脚本家になったと想像してメッセージを考えます。

映画『マトリックス』を例にすると、この映画は、

●普通の会社員だった主人公が
●突然、自分が「救世主」だと告げられ
●仮想現実空間を舞台にコンピュータと戦い
●人類を救おうとする

という作品です。

でももし、この映画の中に、「ボクシング王者を目指して減量に励み」「勉強も頑張って司法試験に合格し」「疲れた主人公が癒しを求めてネコを飼う」なんて場面が含まれていたら、観客は混乱して興味をなくしますよね。

著者の言葉を借りると、

作り手があまりにも多くの情報を詰め込むと、観客はたくさんのカロリーを消費してその情報を整理しなくてはならない。
結果として、別のことを考え始め、映画に対して興味を失う。

という状況になります。

ビジネスで考えると、「主人公である消費者が、ウェブサイトや商品説明の雑多な情報によって混乱し、興味を失っている」状態です。

逆に、未来像が明確にイメージできるような、簡潔で消費者の関心を引くメッセージを作ることができれば、雑音を流し続ける他とは違い、自分の商品やサービスを人々の意識に浸透させることができるでしょう。

そして、消費者に1番に思い出してもらえるブランドを構築し、売上を一気に伸ばすことが可能になります。

自分のビジネスを、ウェブサイトや商品説明を、映画のようにわかりやすくできないか、削ぎ落とす情報はないか、という視点で見てみると良いと思います。

消費者の頭に残るような強力なメッセージを作って売上をドカンと伸ばしたいなら、お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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私自身、ネットで商品を売るための文章(セールスコピー)を書くときは、この本で紹介されている「型」に沿って7つの項目を埋めてメッセージを作ります。

たくさんの量を書いているとつい余計な情報を加えてしまうのですが、先に中心となるメッセージを考えておくと何を書こうかなと途中で迷うことも減ります。

7つの項目を埋めるだけで強いメッセージが作れる超簡単なフォーマットですので、セールスコピーを書いている人には、おススメです!

私と一緒に頑張りましょう。



最後までお読みいただき有難うございました。

お役に立てると幸いです。



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