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【愛着不全】母が嫌いだと言えた日。

私は愛着不全でカウンセリングを受けています。

今日は2週間に一度のカウンセリングの日でした。

少し前から心の中でふっと浮かんでいたのに
口に出しては言えなかったこと。

それは
『お母さんが嫌い』ていうこと。

私はお母さんから愛されていると感じたことがない。

子どもの頃はずっと
『お母さんはいつでも私のこと捨てられるな。』
ていう不安があった。

別に暴力を受けていたわけではない。

(奨学金は借りたけど)大学にも行かせてもらった。
裕福な家庭では決してなかったけど
衣食住で困ったことはなかった。

でも、大事にされていると思ったことはなかった。
母は私に関心がなかった。
私の感情や意見や意思を聞いてくれることはなかった。
自己主張すれば『自己中だ。』と言われ
面倒くさがられた。

私は母に見捨てられないように
超優等生になった。

言われなくても自発的に勉強し
国立大学の医学部に行き
医師にまでなった。

自分が出産を経て
子育てをするようになると
余計に母への違和感は強まった。

母はなんで我が子にあんなこと
言えるのだろう?

あんな態度を取れたんだろう?

私なら絶対にそんなことしないし
言わないのに、、、

それでも、
育ててもらったんだから
感謝しなければ、とか、

虐待を受けていたわけでないし、
もっと大変な家庭環境だった方に比べると
私は甘いんではないか、とか

お母さんに対して
ネガティブな感情を持つことに
すごく罪悪感があった。

でも今日のカウンセリングで
先生が言ってくれた。

『あなたはショックを受けるかもしれないから
タイミングを見ていたけど
お母さんのことが嫌いなんじゃない?』
と。

そっかぁ、うん。
私お母さんのこと嫌いだ。

先生がそう言ってくれて、

なんだかすごく心がほっとした。

お母さんのことを嫌い、という気持ちを
もってよかったんだぁ、、、

もちろんお母さんに対しての
感情は複雑で

100%大嫌い、で切り捨てられるか
というとまた違ったりもするんだけど。

私はお母さんが嫌いだと
思ってもいいんだと
思えたことで
とてもほっとしたのでした。


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