ペルーでの日々の記録

孤軍奮闘の悩み

任地112日目。火曜日。

悩みの記事。そんなに深刻なものでもないけど、最近悩み記事続いてる気がするから、いつか見返した時にめっちゃ悩んでんな自分!ってなりそう。笑

配属先との距離感がちょっと心配。

前から放任ではあったんだけれど、、。


今日は知り合いの人に連れて行ってもらって輸出業者のいる講演会みたいなのに参加。そのあと地域農業開発課という役場の私の配属先でもある部署に行くため集落を訪れた。

課長はいないので同僚とお話。

私の知り合いの彼が、農業組織と繋げてあげてほしい、彼女は調査をしたいから農業組織のリストだったりをあげたり手伝ってあげてほしいと言ってくれた。

そしたらその同僚の彼が、「なんの調査?」と一言。

説明はした。したのだけれど、それは本来配属先が聞く質問じゃない。

自分のスキルのなさやスペイン語のなさを棚に上げて相手に何かを要求するのはかっこわるいのだけれど、でも最近感じるのは、きっと配属先や多くの人は私を自分の研究の調査のために来た女の子くらいにしか思っていない。

私の調査は役場がどんな悩みを抱えていて、農家の人がどんなところを改善したいと潜在的に思っていて、どういう風に外部者が入れば生活の質が向上される手伝いができるのかを知ることである。

でも、何の調査?という質問をされると私は

逆に何を調査してほしいの?と思ってしまう。

君たちのことです。私の研究じゃない。

あなたたちの町のことです。JICAの課題でもない。

それがなかなか伝わらず、でもだからといって他の職種みたいに強い専門性もないから調査というしかなく。調査って聞いたら研究の調査かなーとか思うのも無理はないのだけれど、あまりにも私の活動が配属先の中で浮きすぎていて、このままでいいのか、それとももう少し改善をしたほうがいいのか、というのが悩み。

直属の上司は理解してくれているけれど、それ以外の人には面と向かって私が何をしに来たかは説明していない。だから彼らを責めるのは違う、それはわかっている。

でも基本みんな同じ職場にいない。ようやく誰がどこにいがちが最近見えてきたところだった。

きっと協力隊員にとって望ましい形は、自分が来ることが事前に配属先全体に知られていて、配属先長自らその部下たちに援助をお願いしたり協力隊の活動について説明してある状況だろう。

まあそれは望ましすぎる状況だしそんなものはなくて仕方ないのだけれど。

そのため配属先がそれをしないのなら、自分はどう動いた方がいいのか?それを考えてみたい。


自分の活動の方向性を決められるほどの情報量がない。

←情報を集めるためには周囲の理解や助けが必要。

←周囲の理解や助けを求めるためには自分の活動の方向性が決まっていたほうがいい。

そういうループに入っていて、悶々とする日々なのだった。


そんな中で私は周囲の理解や助けを配属先からではなくて、友人や知り合った人に探して、孤軍奮闘で進めているところだ。もちろん配属先にも報告はしているしなんかあったら相談もしている。無下にはしていない。

ただあまりにも私が配属先で浮いていて、あんた、何してんの?大学院の研究?みたいに思われるくらいずれているなら、そこを修正したほうがいいのかなって心配にはなる。

それが今の悩み。

とりあえず農業課と観光課と環境課を訪問して時間を作ってもらって自分の活動、どうしてここに来たのか、などを説明する時間を設けたほうがいいのかもしれない。

とはいっても説明する時間を設けるというのもそんなに簡単なことではないこともご理解はいただきたい。話を聞いてくれるタイプの人はかなり少ないのだ。(私の直属の上司はちゃんと聞いてくれる方だが、かなり例外)

配属先との距離感、ここはすこし目を見張って必要に応じて近づいたり離れたりしないといけないのかなと思う。

これは要請によると思うけれど、私の要請は少しその色が強い。


同行させてくれた彼に、配属先が私の活動を理解していないことがとても心配だーとぼやいたら、君を助けるうちにきっと理解してくれるよといってくれた。

なるほど。

配属先には私の活動を進めるうえでのヘルプを求めながらちょくちょく小出しに説明していこうかなーなんて(話をあまり聞かない人たちには小出しにしたほうがいいかも)。

あの子本当になにしてたん?って帰国間際に配属先に言われないよう、ちょっとそこは気を付けます。

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