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自分と対話をする時間をとること

日本一時帰国79日目。

4月15日に日本についてから、もう2か月以上も経ち、もう少しで3か月目も終えようとしている。

先ほど農家さんのお手伝いをしていて、

「ねえ、最近家で何してるの?ずっと家にいるんだよね?」

と聞かれた。


・・・・私は最近、何をしているんだろう???


そういえば5月はリモートでペルーとつながれるプロジェクトをはじめてみたり同期を誘ってオンライン報告会をやってみたり、6月はコミュニティ開発の研修に参加したり福島の農家のお手伝いをしていた。

でもそんな毎日忙しいわけもなく、私は何をして過ごしているんだろう??


昨日、とあるセミナーに参加した。

今までのセミナーとは違い、少人数でめっちゃ任地での課題に親密に相談に乗ってくれた人たちだった。とっても温かかったのだが、私は事前に聞かれた質問にちゃんと答えることができなかった。


ペルーに対しての質問に、最近うまく答えられない。

理由はいくつかあると思う。

①単純に時間が過ぎて忘れてしまってきている

②ペルーの感染状況が深刻で任地のことを考えるのがつらい

③任地のみんなが今を乗り越えるのに必死なのに未来なんて考えられない


だから、任地の活動についてどうしていけばよいですか?っていう解決策を問う質問には、正直「今は考えられません」と答えるしかないほどに、そのことを考えるのに脳にとてつもないストレスがいくのだ。


だから今回の事前質問にも上記のように答えたのだが、ここまで親密に相談に乗ってくれるならもっと現地で抱えていた悩みとか相談出来たらよかったなと思った。


そうやって考えて行くと、私はこの約3か月、ほとんど自分と対話できていないことに気が付いた。

ペルーで本当にいろんなことを経験させてもらったのに。本当に一つ一つが宝物なのに…振り返りしたいし、できるなら改善点も見つけたいのに…

過去のことを思い出すと、今はいない大切な人たちとの思い出まで出てきてしまって辛いし、

未来のことを考えると、ペルーの任地の人が未来まで元気でいてくれるかが不安で仕方がなくなって辛いのだ。

でも、ちゃんと向き合わないといけないのかもしれない。と思う。


このnoteの更新が減ったように、私の任地での活発な日々は停止して

でも一方で、たくさんの写真とか出来事とか学びをちゃんと形に残したい自分がいる。


提示された3つの選択肢。どれを選ぶかは、決まっていないけれど

でもとにかく今は自分と対話ができる環境に行きたい。

そう思ったらたぶん移住して私は環境を整えに行くのかもしれない。


コロナから少し距離をとって、自分とじっくり向き合える。

そんな環境を自分のために整えてあげたほうがいい気がしてきた。


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