お互いを知ることで信頼が生まれる
信頼、重要です。相互に信頼ができる、気持ちよく働けるチームを作るのはとても難しい。最近会社で信頼についてみんなで話す機会があったので、まとめてみました。
高校バスケ部
高校のバスケ部時代に、顧問の先生から言われて、毎日ランチを学校の食堂で同学年の25名が集まって食べていました。「他人の心に土足で入れる仲になれ」とか、なにかうまくいってないときは「お前らは仲が悪い」と言われていました。
最初は仲の良さは関係ないのでは?と思っていた時期もありました。(小学生でもないしね・・)
徐々に、お互いを知り、関係ができていくに連れて、試合のプレイ、日々の練習に対して責任が生まれてきたのを経験しました。
冒頭のアメリカ代表の記事を読んで、当時のことを思い出して、会社も一緒だなぁと。
お互いを知ること
スポーツだけでなく、事業をやっていく上でも「お互いのことを知る」ということはとても重要だと考えています。
お互いのことを、事業に関係のない家族や趣味などをメンバー個人個人のことを含めて知ることで、その人のことを知り、前向きな感情を持つようになります。(冒頭のアメリカ代表のヘッドコーチのポポビッチは、「お互いに惚れること」だと・・)
自分のことを開示するには、人によってはとても勇気がいることです。
特に事業と関係ないことを開示するのは人によってはハードルが高い。
けれどもそういったことを開示できているのであれば、仕事における言いにくいことでもちゃんと伝える関係が築けるはずです。
組織の人数が10人、30人、100人、300人・・・と増えていくと個々のメンバー同士のネットワークがつながっていない場合も多く、情報が流通しにくくなり、お互いのことを知らないメンバーも多くなり、違和感を覚えるのでしょう。
アウトドアの衣服でよく使われていて有名なゴアテックスは、グループが150人以上になると部門や工場を分割するようにしている。お互いを知ったり、価値観や行動規範を共有するのに適した規模があるのだと思います。
お互いの価値観を知ること
お互いのことを知る中で、一番重要だと思うのはその人の価値観を知ることです。会社のミッションやバリューは会社からメンバーへの一方通行で共有されることは一般的に多くあります。
しかし、個々のメンバー同士の価値観、大事にしていることを共有することはあまりされていないような気がしています。マチマチでは社員、パートタイムのメンバーの自己紹介を勤務開始時にドキュメントで共有してもらうようにしています。(下記は自己紹介の雛形)
相互に期待し、それに応えること
人に期待しない方がいいという人もいるが、期待はときに人を能力以上に成長させることがあるので、とても重要だと思っています。期待されないと寂しいけど、期待されるとそれに応えようと思って、頑張る人も多いはず。
チームのメンバーに期待しあい、それに応え合うことで信頼が生まれてくる。彼・彼女に頼めば、しっかりやってくれるだろうという予測が立つことはとても大事です。逆に、手を抜く、約束を守らない人がチームに入ると疑念が生まれてしまい、働きにくくなり、場が壊れてしまいます。
大きな仕事や重要な仕事というよりは、日々のなんでもないことの期待に応え続けて、信頼は積み重なっていくはず。ボラティリティ(振れ幅)少なく、コンスタントに毎日継続してやれる人は強いです。
Twitterはこちら → @ikuma
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