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独立してフリーランスになり
仕事をしていない時間が恐怖に変わるほどの強迫観念を抱いていた。
常に1人で仕事をし続ける恐怖からなかなか抜け出せなかった。
動画編集の仕事は基本的にはチャットでやりとりする。
故にあまり人と話すことがないのだ。
また春から生活がいろいろ変わろうとしていた…

妻が仕事の量を増やす。

基本的に週3日ほどだった妻の出勤を週5日にするらしい。
勤めていたネイルサロンが移転するとのこと。

保育園が遠くなる。

今まで妻の職場の近くだったので、基本的には妻に送り迎えをお願いしていた。
この時には中古で家も買っていたので、住んでいるところからは
保育園が結構遠くなっていた。
しかし妻が働きに行くついでに預けていたので
なんとか生活導線上に保育園があった。
それがついに、全く関係ない場所に保育園があることになる。
送り迎えをどうするか問題が発生。

週の半分は僕も送り迎えをすることに。

ちなみにこの時くらいから僕も土曜日も仕事をできるならしたいし
妻も土曜日は基本的には出勤していたので
土曜保育をお願いしていた。
週6日のうち木曜〜土曜の3日間は僕が送り迎えをするようになった。
(月曜日は妻が休みなので妻に、火曜〜水曜は僕の父にお願いしている)
基本的には片道30分強かかる。
しかもこの頃双子たちは年少さんに上がるタイミングで
なぜか保育園がイヤイヤモードになっていた。
普通に送り迎えするだけで1時間半近く時間が取られてしまう。

家事も分担するように。

主に家事も全て妻に担当してもらっていたが、
人生で初めて家事の分担について話し合った。
僕が在宅なので、妻のいない日中の家事を主に僕が担当することになった。
といってもそこまで大変なことではないのだが
・1階のルンバ走らせる
・2階のルンバ走らせる
・朝の洗濯
・朝出ている分の食器洗い

これらが僕の担当。他にもゴミをまとめて出すのは僕がやることが多かったり
夜の洗濯はできる人がやるような形になっていた。
ルンバもドラム式洗濯機も備え付けの食洗機もあるのでそこまで大変ではないが
ルンバを走れるようにするのは、子どもがいる家ではそれなりに大変だ。
床が散らかっていないことなんてないし
イスなども毎回部屋の隅に固めたりする。

そんなこんなで上記の家事をやるだけでも1時間程度は取られてしまう。
送り迎えが往復で3時間、家事で1時間。
1日4時間、確実に家事育児でとられてしまう。

もう仕事はある程度でいい。

そんな生活を強いられた時に、仕事を頑張らないことに決めるしかなかった。
今まで自分ができない時に仕事をお願いしていた外注さんには
積極的に仕事を振った。
自分の粗利は半減したが、とにかく時間は確保できた。

でもやっぱり仕事は減る。

一時期自分で頑張り続けて増えた仕事は、あっという間に減っていった。
発注をしてくれる担当者の数は減ったし、単純に案件数が減った。
クオリティを担保しようと思うと、やはり自分の稼働を増やすしかない。
でもそこはぐっと堪えた。

一定のところで下げ止まる。

しかし完全にゼロになるものでもないらしい。
下げ止まる部分はあった。
このクオリティでも発注が来るラインというのがあるらしい。
それに加えて外注さんのクオリティが上がっていったのも勿論あると思う。
このあたりの判断が非常に難しい。
ただ、とりあえずこのまま行けるところまでいってみようと思った。

子どもたちと過ごす時間は増えた。

仕事をする時間は圧倒的に少なくなったが
子どもたちと過ごせる時間は圧倒的に増えた。
子どもたちが家にいる時間はほとんど一緒にいる。
この時まだ双子たちは3歳になったばかり。
子どもと一緒に過ごす時間はまだまだ貴重だと思う。
なにより子どもたちが一緒にいてこんなにニコニコしてくれるのは
そんなに長い期間ではないだろう。
今、子どもたちと一緒にいる時間の価値はかなり高いのだ。

妻との関係も良好に?

実際のところ妻がどう思っているかは分からないが
少なくても仕事しかしていなかった時よりは対応がよくなっていると思う。
月100万円稼がなくても、生活していける程度稼いで
家のことをちゃんとやってくれた方がありがたいのだろう。

暇な時間を使ってYouTubeチャンネルも始める。

意外と時間ができてきたので、暇な時間を使ってYouTubeチャンネルを始める。
とはいえ、別に本気で再生数を狙いに行くとかでもなく
今まで撮りためた動画をとりあえず簡単に編集して公開するだけのチャンネル。
育休取って夫婦で0歳児の双子育てれば
このくらいゆとりある感じになりますよ
とか。
その双子たちがどういう風に育っていきますよ
みたいなのが見られればいいかと思って始めた。

主に親戚とかが見てくれればいいと思って始めてはいるが、
ごくわずかな理由として
万が一自分がお金が稼げなくなって
子どもたちを手離さなければならなくなった時に
この動画があれば里親になってくれる人も
少しは子どもたちがどんな風に育ったか見られるといいなと思ったのもある。

最初はそこまで考えていなかったが
いまだに毎日更新を続けている理由はそのあたりもあるのだ。
そのくらい今自分が不安定だと思っているし、
いつ野垂れ死んでもおかしくないと思っている。
いまだに石橋を叩き割るスタイルから抜け出せていないのだ。

果たしてこの生活スタイルは正解なのか?

次回、この生活スタイルがどうだったのか
思うところを書いていきたいと思う。

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