【朗読】山本周五郎-頬【心が疲れた時、落ち着きたい時に聴く小説朗読とBGM】

優しい朗読とリラックス出来るBGMでセラピストの私がお疲れを癒します。安らぎの時間をお過ごしください。

・山本周五郎の【頬】です。《日本婦道記》の中の小説になります。
《あらすじ》
寛永6年7月、紀伊の徳川頼宣は、地方事情の巡視を主たる目的とし、狩を終えて熊野川に沿って新宮へくだり、数日にわたって海岸のあちこちの村里を見回っていた。ところが側近とともに道に迷ってしまい、夜道の危険を避けるため、漁夫の若い夫妻の住まいを訪れる。この夫妻は、舟入らずと呼ばれる岩礁の地を漁場で栄えさせようとしていたが中々上手くいかず、いつしか夫妻の間には溝が生まれてしまう。
この妻は、かつて夫に頬の綺麗さを褒められたことを心のよりどころに日々を頑張ろうとしていたが、夫の態度に、心が壊れそうになってしまう。
そこへ訪れた頼宣が夫妻の漁場への思いと妻の頬に纏わるエピソードを聞き、事態は思わぬ方向へと進んでいく。

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