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食用のドジョウを食べないで飼育した話

こんにちは【TAKE】です。
・3人の子供を育てていて子供好き
・家事は頻繁にこなしている
・大家族出身だけどかなり消極的
な育休を取得したパパが
食用のドジョウを長女がかわいそうになり飼育をする事になった話

ドジョウのつかみ取りをやった

娘が小学1年生の時に学校で[プールにドジョウを入れてつかみ取りしてもってかえる]といった体験学習がありました。
親や兄弟も参加します。
初参加の我が家は甘く見ていました。
捕まえても数匹でから揚げにでもするかと考えていたのですが、 毎年の恒例行事のために何度か参加している家族もいました。
何度か参加している家族は大きめなバケツを持ってきていました。
片や我が家は食品保存容器を持って行きました。周りにたじろいている中ドジョウつかみがスタートしました。プールに入って捕まえるのは子供だけです。
長女は初めての体験で最初はビビって触ろうともしませんでしたが、時間がたつにつれて楽しんで捕まえようとしていました。
ドジョウはぬめりが強く捕まえたと思ったらスルッと逃げていきます。
1人でなかなか捕まえられない友達と手を組んではしに追いつめて頑張ってドジョウを捕らえていました。
30分で11匹捕まえて長女はとても満足そうです。
この時私は1人3匹は食べれるなと考えていました。
(長女が小1の時はまだ4人家族です。この時ママは妊娠していました。)

子供にドジョウがかわいそうの気持ちが芽生える

ドジョウつかみは土曜日の午前中で終わりました。
私は15時から仕事が始まるのでそれまでにドジョウを調理しなければなりません。
すでにどろは抜かれている状態だったので、急いで連れ帰ってお酒につけてから揚げにするかと考えていたのですが、長女がドジョウは食べないで育てると言い出しました。
実際に昨年のドジョウをそのまま育てている家族もいたので、その話に触発されたのではと思います。
『生き物を飼うので責任を持つ事、毎日世話をすること』
を条件にした所しっかりやるからと言って飼育スタートです。

飼育2日で弟が世話をする

ドジョウの飼育がスタートして、2日で早くも水が濁ってきました。
ドジョウはしばらく放置でも大丈夫ですが水変えを教えるため、長女と長男にざると水を持ってきてもらい交換しました。
長女がドジョウを水槽に戻す際に排水溝に1匹逃げます。
これで残りのドジョウは10匹です。
早くも長女はめんどくさくなり、長男にえさやり担当を任命します。
長男はノリノリでいいのですが『なんて長女だ!』と思いました。
遊びに見立てて下の子を動かすセンスのある子供です。

長男は餌を毎日あげなくていいのですが毎日あげます。
毎日あげるものですから、水の濁りが早く水変えが間に合いません。
そうこうしているうちに1匹、また1匹と酸欠で息絶えて行きました。

このままでは全滅してしまう!

このままではドジョウが全滅してしまいます。残りが4匹になった時に長女に『から揚げにしていい?』と聞くと『いいよー』と軽く帰ってきました、長男は嫌がるかなと思いましたが『食べれば―』との事だったので2週間ほどして生き残りを調理する事にしました。
こんなことなら最初から食べればよかったと思い、唐揚げを子供たちに食べさせると『おいしい』と好評でした。命をいただく事を少しでも分かってくれたかなと思いドジョウの飼育は終了です。

これで飼育は懲りたかなと思ったのですが、数年後にまた飼う事になるとはこの時はまったく思っていませんでした。
その話はまたの機会にできればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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