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3歳の娘が誰かのためのお金で、プレゼントを購入した話

皆さんこんにちは、イクジアリです。今回は、前回お伝えした「誰かのためのお金」を使って、3歳の娘が夫の誕生日と母の日のためにプレゼントを購入したお話を紹介します。

1. 夫への誕生日プレゼント

4月末の夫の誕生日当日。
私:今日はパパの誕生日だね!パパに何をプレゼントしてあげようか?
娘:うーん、誕生日だからケーキがいいんじゃない?!
私:ケーキはいいアイデアだね!何ケーキにしようか?
娘:うーん、パパはチョコが好きだから、チョコレートケーキ!
私:チョコレートケーキはきっと喜ぶね!いくらくらいすると思う?
娘:うーん、わからない
私:ケーキは、たぶん1個500円くらいすると思うよ。○○ちゃんのお小遣い2回分で買えるくらいの金額だね。500円は100円何枚かな?
娘:5枚?1000円出せばおつりがもらえるね!
こんなやり取りをしながら、誰かのためのお金をもって、早速近所のケーキ屋さんに行きます。

だれかのための貯金箱から、1,000円を出してケーキを買う娘

お店では、チョコレートケーキの値段が450円であることを確認し、きちんと1,000円を店員さんに渡し、おつりをもらうことができました!
そして家に戻り、夫にチョコレートケーキを渡し「パパ、お誕生日おめでとう!」と手渡ししたところ、夫は「○○ちゃん、ありがとう!○○ちゃんが選んでくれたんだね!パパはすごく嬉しいよ!」と大喜び!
喜んでもらう姿を見て、娘はすごく恥ずかしさと嬉しさが混じった顔をしていました。

仲良く買ってきたケーキを食べる(娘には親のお金でショートケーキを購入)

2. 母の日のプレゼント

続いて、母の日のプレゼントです。
夫が、前々から「母の日は、ママにいつもありがとうって伝える日なんだよ」と教えつつ、何かプレゼント買いに行こうねと伝えていました。
前々から、とある本で、主人公の男の子が、母の日にカーネーションを買ってあげる本を見ていた娘。母の日=カーネーションという概念があったようで、「母の日にはお花をプレゼントしてあげるの」と言っていました。
そして当日、たまたま立ち寄ったホームセンターにお花があり、夫と2人で買いに行きます。夫曰く下記のやり取りがあったそう。
夫:どのお花にしよっか?
娘:これ!(指をさしたお花は、カラフルでブーケになっている豪華なお花。明らかに娘が貯めてきただれかのためのお金では買えません)
夫:値段をみてみようね….3,200円するから、お金が足りないね….このあたりのお花から選ぼうか。何色のお花にする?
娘:ママは、紺色が好きだから、紺のお花がいいんじゃない?
夫:じゃあ紺色のお花探してみようね
(紺色のカーネーションはない)
娘:ピンクのお花がいいんじゃない?
夫:ピンクは○○ちゃんが好きな色だね。ママはどの色が好きだろうね?
娘:これ!(結局赤いカーネーションに落ち着いた模様)
夫:値段見てみようね、100円玉何個で買えるかな?
娘:4個!

ママ、いつもありがとう!と渡してくれました!

娘が少し恥ずかしそうに「ママ、いつもありがとう」とカーネーションを渡してくれ、「○○ちゃん、ありがとう!ママはとても嬉しいよ!」と全力で喜びを伝えました!

3. 反応と学び

プレゼントを渡した後、夫と私は感謝の気持ちを伝え、娘もその反応に恥ずかしそうにしながら、嬉しそうにしていました!
娘自身も、誰かのためにプレゼントを買うのは、嬉しいし素敵なことなんだと学んでくれたようで、「父の日は何を買おうかなぁ。お金増やさないとねー」と言っています。
また娘自身が、がんばって、増やして貯めたお金で買ってくれたという事実が親としては、とても感慨深いものがありました…!!!
出資金1,000円を使って、お店屋さんを開いて、誰かのためのお金を稼ぎ、そのお金で、プレゼントを選んで、プレゼントをするという循環もよくできたシステムになったなぁと我ながら思いました(笑)

4. 次回予告と参考文献の紹介

次回は、これまで読んできてよかったマネー教育に関する書籍を紹介します。お楽しみに!

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