アレルギーとのダンス

　今日は、息子の成長と健康を見守ってくれるアレルギー専門の先生に会う日だった。診察室に入るたびに、息子の成長を喜んでくれる先生の顔を見るのは、いつも心強い。そして今日も、我が子の成長が順調であることを教えてくれた。皮膚の状態も良好で、「お肌が綺麗だ」というお墨付きを頂戴した。日頃の保湿クリームの塗りたくり作戦が、見事功を奏したのだ。

　次の診察は4ヶ月後。病院への訪問間隔が次第に長くなっていくことは、息子の健康が向上している証拠。次回の訪問では、息子が悩まされてきた牛乳アレルギーに関する試験を再度行う予定だ。その数値が改善していれば、負荷試験を試みることになる。この壁を乗り越えられれば、息子の食事の選択肢がぐんと広がる。

　この一連の流れは、まるで小さな冒険のよう。未知の領域に一歩踏み出す勇気、時には小さな挫折、そして大きな喜び。息子のアレルギーとの戦いは、私たち家族にとって、共に乗り越えるべき課題だ。しかし、その一歩一歩が、息子の未来を切り開いていく。

　今日の診察での前向きな言葉は、私たちに新たな希望を与えてくれた。息子が牛乳を含む食品を心配なく食べられる日が来ることを夢見て、これからも日々のケアを怠らず、前進し続けたい。息子の食事の幅が広がるその日まで、家族全員で支え合いながら、この小さな冒険を楽しもうと思う。