オナラの犯人は誰だ
息子が最近マスターした新技、それはオナラをしてからの「ぷーー?」パフォーマンスだ。家の中でなら笑い話で終わるのだが、外出先では全く異なる話になる。
今日も公園で遊んでいた時のこと、息子が何気なく一発、大きな音を立てた。そして始まる彼のお決まりのショー。周りをキョロキョロと見回し、「ぷーー?」と疑問を投げかける。まるで周囲に「これは誰のせい?」と聞いているかのようだ。
この表情がたまらなく愛おしいのだが、外では困ったもので、周囲の目は冷たい。特に公園のベンチで隣に座っていた夫婦の視線は一層冷ややかだ。僕が犯人であるかのような視線に遭遇し、どこかで穴があれば入りたい気分だ。
子供の無邪気な行動が、成人した僕にはとんでもない誤解を招くのだから、人生何が起こるかわからない。息子よ、その技は家の中だけにしようね、と心から願う今日この頃である。