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【第6話】男性不妊治療の流れvol.3 〜アラフォー男の妊活日記〜

どうも!
2022年夏に娘を家族に迎えることができた
昭和生まれのサラリーマン(♂)です。

娘を家族に迎えることができた過程を
少しまとめていきたいと思います。

前回はクリニックで採取した場合を記載したので
本日は検査結果と通院記録を記載します。

通院前の検査結果

1回目 クリニックA(ウィメンズクリニック)
2回目 クリニックB(メンズクリニック)

クリニックが違うため項目に違いがあります。
共通しているのは精液量が少ない。

一般的に誰かと比較するものではないため
他の方との違いは知り得なかったものの
どことなく男性としての尊厳が傷ついた感覚はありました。

とはいえ、子どもを迎え入れるための現状を認識するために
クリニックにきた、という目的を思い出したときに
不思議と考えは変わっていきました。

どちらかというと、焦り・不安・心配といった気持ちが強くなりました。

精子量が少ない事実

私の場合は、元々の精子量が少ない、というよりは
AGA薬の影響の可能性がありました。

薄毛家系のため、結婚式前にはできればふさふさにしたいと想いと
パートナーからの要望もあり、約1年間ほど通院していました。

AGAの問診時も妊活意思の確認があり、
妊活をするならAGA治療はしない方が良い、
というアドバイスは頂いていました。
ただ、半年前にはAGA薬をやめれば元に戻る、と。

妊活クリニックの先生からは

「下手したら体から精子がなくなる可能性もある」
「絶対にやめてください」

メンズクリニック先生より

と強く言葉をいただきました。
妊活を始める1年前には終えていて
影響はないと思っていた中で影響があったことに
悔しさと残念な想いが込み上げてきました。
*AGA通院は妊活を始める2年前

過去の選択を悔やんでも変わらない、
自分たちのこれからの未来に向けての選択をしよう。
と心に決め、わたしは通院を選択することに決めました。

通院生活

先生との問診で、

  1. 手術

  2. 薬で治療

  3. 何もしない

上記の選択肢を渡されました。
費用面のことを踏まえると、
3.という選択肢を選びたくなる気持ちは正直ありました。

夫婦で話し合った結果、2.を決定し、
内服薬を処方して精子量を増やすことにしました。

通院時には精液検査以外の検査も行いました。
精液検査は毎回実施することになります。

  • 触診検査

  • 精液検査

  • 超音波検査

  • 内分泌検査

  • 遺伝検査

上記を行い、新たなことがわかりました。
私は「乏精子症」(精子量が少ない)は既に判明していました。
他にも「逆行性射精障害」の症状が見つかりました。

精子量を増やすことはできないため、
「逆行性射精障害」を改善するための処方箋で
治療を進めていくことになりました。

通院中で気をつけたこと

  • 暴飲暴食をしない(お酒飲まない)

  • バランスの取れた食事

  • 亜鉛が多い食事(とくに牡蠣)

  • 精巣をあたためない

  • 銭湯・サウナに行かない

最後の項目は自分の趣味で週1は通っていたものの、
精子が熱に弱いことを知り、通うのをやめました。
(個人的には楽しみの1つがなくなり非常につらかった…)

重要度と優先度を考えれば、
自分の愉しみをこの時は我慢して
春を迎えた際に再開できればそれが良い!
と割り切って行動していきました。

ちなみに処方方法は「錠剤を毎日飲む」でした。

処方箋とは別に個別でサプリを購入し摂取していました。
スカルプD 亜鉛EX
SBS
上記サプリのどちらかを毎日摂取して
亜鉛を体内に取り込んでいました。
亜鉛を豊富に含む食材が牡蠣ぐらいしかないため
サプリで補完をした、という感じです。

通院・処方の結果

通院・処方の結果はどうだったのか?

3回目 クリニックB(メンズクリニック)
4回目 クリニックB(メンズクリニック)

私の場合は、精液量が大きく変わることはなかったです。
こちらはあくまでも検査日の結果です。
家での経過を見ると徐々に増加しているのでは?
と個人的には感じていたので結果は少々残念に感じました。

取り組みをおこなったことで
正常稼働率が徐々に上昇していくのは希望の光でした。

夫婦で検査結果を聞いたり、
検査を実施したことでパートナーがどういった検査をしているかの
一端を知れたような気がしました。


男性不妊治療をしてみてどうだった?

やってよかったです。
認識できていない事実を知り、
その上でどのような行動をとっていくべきか。
夫婦で話し合いお互いをより良く知るきっかけになりました。
(もちろんケンカもありました)

自分のことは自分が一番わかっている。

事実の側面ではあるものの、
検査しなければわからないことも多くあります。

子どもを授かりたい男性は
男性不妊治療を受けることがパートナーへの優しさになる。
そんな文化が広まっていくと良いな、と感じた経験でした。

次回は、男性育休取得までの道のりを記していきたいと思います。


昭和生まれのサラリーマン(♂)
Japanese  Foolish

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