「金メダルを目指す意味がわからない」
武田双雲さんのアートの個展を観にいきました。トークとライブペイントがあり、そのときの言葉。
「金メダルを目指す意味がわからない」
私が以前から思っていたことでもあったので、とても腑に落ちた。
何かを成し遂げても、その幸福感を味わえるのは一瞬だけ
それより毎日楽しい方が良くない?という意味
「例えばお金持ちになりたいとか成功したいと思っていても、その瞬間ってわからないから、いつまで経っても達成できないでいる」
「お金持ちになっても節税で悩んで、結局悩みから抜けられていない」
「目標やヴィジョンは持たない方がいい
理想やイメージに囚われない」
なるほどなぁと思う。
やりたいことを仕事にしているのに苦しくなってしまう人にはこういう考え方が合うだろうなと思う。
(平本あきおさんによるとヴィジョン型はだいたい全体の2割程度しかいないという。)
単に会社で働き続け、そのうち家や家庭を持つことが幸せの形ではないと気づき始めている日本の世の中
フリーランスの成功パターンを聞いて、自分をそれに当てはめようとしていないかな?
それは結局会社に属して成功パターンに合わせて働いているのと、方向性としては似ているのかしれないな、と思った次第です。
周りではフリーランス1本でやって上手く行っている人の数は少ないなーという印象。
自己啓発本もTwitterもnoteもそれらしい言葉が並んで、やりたいことで稼げと人を煽る。
でも彼らは本を売ったり名を売ったりするために書いているので、やはりそれらはマーケティングで、書かれていない本心や過剰な表現はたくさんあると思う。
だからビジネス書を読まなくなってしまった。Twitterでバズった名言も見ないようにしている。
いまはアート思考が流行り始めていて、なんでもアート、アートという風潮になり始めている。
武田双雲さんは、そんな社会の流れに乗れてラッキーだとも言っていた。
これから、アートの名を冠したマーケティングも横行して行くとは思うけど
自分の軸をブラさずに行けたらと思う。
#武田双雲 #生き方 #フリーランス #アート思考 #コラム
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