【親子会話】「母ちゃんが晴れ女やから旅行の日に晴れた」は正しいかもしれへんで〜

長男さん、今週末に薬草園を見に行く計画をしていました。
「今週末は雨みたいやで」と私は言っていたのですが、
昨日には天気予報が変わっていました。

私：天気予報、変わってるわ。雨降らへんかも。

長男：天気予報はわからんな。だいたい僕は晴れ男やからな。
雨の予報でも晴れに変わるねん。

私：私も晴れ女やで。

長男：なんかあるよな、晴れ女とか雨男とか。

私：あるわけないのにな🤣

長男：わからんで～。「シュレディンガーの猫」ということもあるやんか。

私：？しゅれっだーのねこ…？

長男：シュ・レ・ディ・ン・ガー

私：なにそれ？

長男：お！知らんかった？みんな知ってると思てた。

私：え？みんな知ってることなん？学校でならったんかも…でも忘れた。

長男：えっとね～、説明難しいねんけど…
中が見えへん箱に放射性物質と猫入れとくねんな。

私：ふんふん

長男：放射性物質を検知したら青酸ガスが出るようにしてあるねん。

私：へ～

長男：放射性物質の量は調節できるようになっててな、青酸が出る確率は五分五分にしてあるねん。

私：ほ～

長男：猫が死んでるか生きてるかは箱を開けた時にしかわからへんやろ。死ぬ確率５分５分やし。

私：そうやな。

長男：量子力学の世界では、観測した時点で結果が決まるのであって観測するまでは「猫が死んでいる」と「猫が生きている」は重なり合いの状態にあると考えるねん。

私：？？？
全然わからん。

長男：わからんやろ。そうやねんわからんねん。

私：それがなんで晴れ女と関係あるん？

長男：だいたいものごとというのは、「原因」があって「結果」があるもんやろ。

私：そらそうやろ

長男：でもな、量子力学では、逆の考え方でもおかしない、というんやな。

私：ふ～ん。ということは、「旅行の日に晴れたのは私が晴れ女やったから」でもいいというんやな。

長男：まあそうやな。なんかそう思う方がおもしろいやろ？

私：ほんまやな。人間が知ってることってほんまにちょっとだけやしな。
わからんことの方がずっと多いんやから、ええように考えた方がおもろいやんな。

シュレディンガーの猫の話はよくわかりませんが、

「私が晴れ女やから晴れる」とか

「わたし失敗しませんから（ドクターX）」とか

そんな「根拠のない自信」をもって生きる方が面白そうだな、と思ったのでした😊