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転職時にいかに上手くサポートを受けるか

私の場合は、外資系しか経験がないので、日本企業の転職には詳しくはないですが、おそらく外資系と日本企業、どちらへ転職するかで戦略が変わってきます。

  • 日本企業への転職:大手転職サイトに掲載の求人に応募

  • 外資系:基本的にはその会社のTA (Talent Acquisition)や転職エージェント(ヘッドハンターとも言われる)を経由した応募

TAは有効か?(会社側視点)

採用側(会社側)からの視点だと、結局TAがLINKDINなどを経由して候補者を探してくるのは限度があって、転職エージェントの力を借りることが多い。この場合、結局TAを正社員で採用しながらも、さらに転職エージェントに成果報酬を支払うので、PL的な観点から見ると効果は薄いと見られることが多いです。

ただし、元エージェントの方がTAになるケースも多く、傾向としてTAチームを社内でしっかり固めてる会社がこの数年で多くなっているなという印象。

TAは有効か?(候補者側視点)

私も2社くらいは、LINKDIN経由などで直接連絡を貰い、話を聞いてみて面白かったので、そのまま入社した経験があります。

エージェントの方と比べると、社内に雰囲気がわかっていて、カルチャーなどのミスマッチが起こりにくいメリットがあったように感じます。

しかしながら、やはりほとんどがエージェント出身なので、独特の押しの強さがあります。(結局セールス的なクローズまで何とか目指すケースが多い)

できれば、付き合いが長い人からの話が一番よくて、そのためにも定期的に連絡を取り合うような関係を構築した方が双方にとってメリットがありますね。少し内容異なりますが、この本を最近読み、一層そのように感じました。。。

転職エージェントは有効か

一言で言えば、有効です。ただし、何を狙うのかにより結構違う印象があります。

  • Account Executive (Junior ~ Senior)

  • Sales Director/Manager *5-10人程度のマネジメント

私が営業関連中心ということもありますが、こういう職種のものは大手のエージェントからご提案いただくケースが多いです。
大手とは、Robert Walters、HAYSなど。

一方で、金融に強いブティック型(要するに小さい一人とかの会社)やスタートアップに強い会社もあるので、狙っている会社があったり、自分が知らない会社の面白い案件を持ってきてくれるのは、大手じゃないケースが非常に多いです。

また、特徴として、採用権限者と関係がより蜜だったりするケースも多いので、大手だと大勢の候補者CV(履歴書)を一斉に送ってきますが、専門的な会社だと直接Country Managerなどに「良い人材いますよ」と連絡できるような会社も多く、その面ではかなり有効です。

ということで、自分のキャリアがどこにあるのかで、付き合うエージェントの大きさや性格(会社の特徴)も変わってくると言えます。
大手はとにかく担当者により全然対応が違うので、正直当たり外れがある。。。



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