this is usを熱く語る話
この秋、遅ればせながら「this is us」にどハマりした私が、押し付けがましくこのドラマを語りたいと思う。
(ネタバレ含む)
過去にも数本ハマったドラマがあった。
またいつもの「めちゃ良かった!説明できないけど!」ではいささかアラフィフには痛い。
何週間か興奮を寝かせてみた。
それでもなお、主人公達が私の人生のお手本であるような…レベッカは三つ子の母でありながら、私の母であるような…または私がレベッカなのかも知れないと思うような本当によくできた秀逸なドラマだと、ふけ冷めなく熱量に変わりがなかった。
美味しいレストランで敬意を表してシェフに挨拶するように、今すぐアメリカに飛んで行って脚本家をハグしたい気持ちを、満を持して(だいぶ変わった目線と思うが)noteに残そうと思う。
先に結論から言うと、このドラマって
めちゃくちゃスピリチュアルなんじゃないの?
と思うのだ。
作り手がそれを意図してるのかはわからないのだが、これって…
光の存在である魂は、過去のいろんな場面を行ったり来たりできるって事をドラマにしてるんじゃないかと…シーズン6最後の、レベッカの豪華列車のシーンで腑に落ちたのだ。
光の存在(高次元)が時間や距離に関係なく全く制限がない事を、映画「インターステラー」で知った。
主人公はブラックホールに落ち?光の意識となった自分が過去に戻り、子供を置いて宇宙に向かおうとしている自分を止める。
なんとか賢い娘に気づかせたくて暗号を送るのだ。
例えば、本棚の本をずらしたり、砂で床に数列を作ったり。
宇宙に向かう前のこの家族には、この現象は怪奇的に捉えられ、ただの食卓の話題だった。
しかし、それは宇宙に置き去りになる自分の選択を後悔した主人公が、自分を止めようと過去に戻り送っていたメッセージだったのだ。
この映画を見た日から、自分が感じる家鳴りやフッと感じる違和感を、高次元のハイヤーセルフからのメッセージなんだろうなと思うようになった。
この体は借り物の器で、私の本体の意識が送るメッセージの受信機だと。
このドラマは、今回の人生を選んで生まれ落ち、様々な経験…良いことも悪いことも…を経てまた還っていくまでの主人公の記録フィルムだと思った。
光の存在になった主人公が時間軸をスイスイ超えて、忘れられない思い出の場面に行っているのだとジーンとした感慨深さが残った。
ドラマには人種差別、アイデンティティ、夫婦、子育て、不妊、、養子、兄弟、嫉妬、コンプレックス、依存症、PTSDなど各主人公にそれぞれ問題がある。
足して割ったら私自身が出来上がるのではないかと思うほどの親和性だった。
もしかしたら生まれた時代が近い贔屓目もあるのか?(文化は全く違うけど)
ほぼ同じ様な年月をを過ごす自分とシンクロした。
そして怒涛のシーズン6までたどり着き、レベッカの最期にあの豪華列車に乗り、愛する人にご挨拶をしながら旅立つシーンを見た時に、私の中の「光の存在とはどんな感じ?」かというモヤっとした幻が形になった。
人それぞれ思いの込めた旅立ち方があるだろう。
だけど、私もレベッカの様に列車に乗って、愛する人に挨拶をしながら旅立つって素敵だなあと思った。
そして
今ここにある愛は確かにある
と、日々奮闘している自分を、または愛する人を、西へ東へ過去へ未来へと俯瞰で見ながら励まして回りたい。とエネルギーが溢れた。
それこそが
愛は永遠
という意味なのだとこのドラマが教えてくれた。
高校時代「お前は死んでも魂が喋ってる」と言った某先生、貴方は間違っていませんでした(笑)
まだまだこのドラマで書きたいことはいっぱいあるのだが、もしかしたらそれは追々(まだ書くか!笑笑)
とりあえず、まったく見当はずれのレビューかも知れないが、同じような「this is us愛」の誰かに届けば良いなと願いを込めて。
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