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【下町散歩②】昭和レトロ満載の柴又で思いっきり充電できたお話

魅力あふれる柴又散歩の続編です。
良かったら下町散歩①から読んでいただけると嬉しいです!

柴又のおひとり散歩。
後半は「充電」という言葉が一番ふさわしい、身体と心を整えたお話です。

最高のくず餅に出会う。

帝釈天参道にある元祖くず餅「船橋屋」

食べ歩きのおともに選んだ「くず餅」。
あまりのおいしさに、帰宅後早速調べてみました。

和菓子で唯一の発酵食品

みなさん、知っていますか?
私は今までくず餅が発酵食品であるということを知りませんでした。
「船橋屋」のくず餅は、人口添加物が存在していない江戸時代より途絶えることなく守り継がれている無添加発酵製法。小麦を原料としながらも、グルテン質を限りなく取り除いて製法しています。

船橋屋のくず餅の原料「小麦澱粉」は、小麦粉からグルテン質を取り除く分離行程を経たものを発酵させています。
その為、小麦粉を原料としながらもグルテン含有率3ppm未満(計測限界値以下)となっております。
また、くず餅は1人前(9切れ)で約200kcalとカロリー控えめのお菓子です。

船橋屋:元祖くず餅についてより引用  

和菓子で、唯一発酵食品である「くず餅」。
そしてヘルシーで身体に優しい「くず餅」。

こういったふとした出会いに、私はいつも「縁や運命」を感じてしまいます。出会ったから学びを得たし、「知る」という事に喜びを感じるのです。

早速くず餅のオーダーへ。
イートインもありますが、私の今日のテーマは「食べ歩き」
悩んだ結果、「黒みつきな粉+バニラアイス」にしました。

映えてるかな?笑

その日は、東京で最高気温が28度近くまで上がった最高の天気でした。
バニラアイスがのっているくず餅は最高においしかった!
次は、娘と一緒に2階の席に座ってゆっくり食べに来たいな。

今日一番の目的である「お漬物」を買う。

おつけもの丸仁さんとの出会い。温かい接客に触れる幸福感。

浅草と柴又に店舗を構えるおつけもの丸仁さん。
インスタグラムで知って、丸仁さんに行くって決めていました。

柴又、浅草からこだわり生産の漬物佃煮をお届けします

おつけもの丸仁 HP内のメッセージより引用

店内は、ほとんどのお漬物の味見ができ、紙コップ、楊枝が用意され、食べたいお漬物をトングでとって各々試食ができるスタイルになっています。
ここでもお客さんのマナーの良さなのか、本当にテーブル周りが奇麗でした。
常連さんがとても多い印象で、「今日はお土産用なのよ~」とか、「今日はお酒のあてに何かいただこうと思って」など、下町ならではの親しげな会話で賑わっていました。

市販のお漬物はなるべく食べたくない。

スーパーで売られている安価なお漬物のほとんどは添加物が多く含まれています。お漬物の添加物って調べれば調べるほど怖いんです。
鮮やかな色をつけるための着色料、発酵したような味をつける合成調味料。「たくあん」に至っては、1~2か月干す製法に似せるため、水あめ液に漬けて水気をとり、しなびたようにさせてからさらに人工甘味料、酸味料などで味をつけるそうです。”ここまで添加物に侵された大根を食べたいと思うでしょうか・・・それを知ってからというもの、恐ろしくて食べられなくなりました。”(”あくまでも私個人の意見です”)

普段は、キュウリや大根、パプリカなどを酢漬けにしたものや昆布やお塩で浅漬けにした手作りのものを食べていますが、老舗のお漬物やさんの本格的なお漬物が食べたくなったのです。

東京の漬物と言ったら「べったら漬け。」
今回の予算は、べったら漬けと、つくだ煮合わせて1500円!

丸仁さんオリジナル無添加お漬物をいざ、購入。

「たけのこラー油きくらげ」100g/648円と、
「季節限定のゆずべったら」ハーフサイズ/756円。

どちらも、10日~14日の賞味期限。
店員さんの温かい接客と、初めて来たような気がしない温かい店内。
とてもいい買い物をしました。

食卓にはいつも丸仁のお漬物

今やごはんのおともに欠かせない2トップ。
少しづつ大切に食べています。
ほんのりゆずの香り漂うべったら漬けは大根本来のほのかな甘みで箸休めにぴったり。
たけのこラー油きくらげは、ピリッとラー油のうまみ漂うご飯にぴったりな佃煮です。
焼いた厚揚げの上に、刻みねぎと一緒にのせてお酒のおつまみにしても美味でした!
また、絶対に丸仁さんへお漬物を買いに行きます。

帝釈天から柴又公園へ。自分と向き合う時間。

まずは帝釈天本堂から。

正面の帝釈堂。
御神水と手水舎

無心で写真を撮りながら、ゆっくりと境内を歩く。
心が洗われます。
日々の平穏な暮らしに感謝して、お散歩の最後は柴又公園へ。

壮大な芝生と江戸川。広い空は私だけのものとさえ感じる。

帝釈天を出てほどなく歩くと柴又公園があります。
江戸川の土手沿いに壮大な芝生が広がり、江戸川も一望できます。
360度の大きく広い空。見晴らしがよく、桜の時期に来たらどれだけよかっただろうと思いました。

遊具は一切なく、サッカークラブの子どもたちが練習をしていたり、犬の散歩をしていたり、ピクニックシートを広げてお弁当を食べる家族、一人で本を読んでいる人などなど。

私もベンチに座ってぼーっと空を眺めていました。

何も考えずにぼーっと過ごす午後のひと時。ふと思いついた言葉や感謝の気持ちをノートに記録したりしました。

ぜひおすすめしたいひとり散歩。

ほとんどが家族連れやパートナーと。またはお友達と。
ソロで来ている人は少なかったです。
誰かと行くのも楽しいけれど、あえて一人で好きな街へ出向いて、好きなように散歩するのもとてもいいです。

会話がない分、ひとつひとつの風景を集中して楽しめるような気がします。
また、その街と深く向き合えるような気がしました。
行き当たりばったりなお散歩も楽しいかもしれません。

今回はお昼頃に柴又に着き、15時前には柴又を出ました。
サクッと下町散歩。また次はどこへ行こうか考え中。


最後までお読みくださりありがとうございました。
Wishing you beauty and bliss,  by ikore…

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