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「30までにとうるさくて」から20年。


「30までにとうるさくて」

観た。


ドラマの主人公たちと同じ29歳のとき
わたしも渋谷に住んで渋谷で仕事をしていた。

ドラマと同じように、
友達と集まって
表参道から少し細い通りに入った
アジアンレストランで集まったり
出来たばかりのクラヴを廻ったりしてた。

ドラマと同じような悩みがみんなにあったり
ドラマと同じように渋谷はわたし達の街だった

あれから20年

ドラマの中で
仕事を辞めて婚約も解消して
デンマークに留学した子が出てくるが

わたしもぜんぶ辞めてアメリカへ行った。

あれから20年。


渋谷はわたしの街じゃなくなった
再開発で、道も建物も変わってるし
わたしの住所も変わってるし。

友達とももう会わない

あんなに毎日出歩いてたのに
あのノリもフレンドシップも、もう無い。

みんな家族があるから?
大人になったから?

「30までにとうるさくて」

から

「もう50なんだとあきらめて」

みたいな課題、というかムードを感じる。

それをストレートに口に出すと
ストレス溜まってますねぇ〜 ですまされる。

いやぁ、そういうんじゃなくてさ。


20年も日本を離れてたから、
その間にみんな、、街も人も
変わっちゃったな、、。って言うのが
少し寂しいだけなんだよ。

年齢や性別で縛られることが
日本よりずーっと少ない
アメリカ社会に長く居たから

わたしの感覚は
いまだにあの頃のままなんだ。。。

あの頃の彼
あの頃の記憶

懐かしいな。

懐かしいけど
わたしは今の自分が好きだな

30までにと
周りはたしかにうるさかったし
自分自身も悩みながら進んでいた

そして今

もう50なんだからと
周りは疲れて諦めムードを感じるが
わたし自身はそんな風潮は取り合わずに進む

そう言う自分がわたしは好きだ

わがままと言われるが
わがままでいいじゃないか


ドラマを観てて
いつの世も変わらない姿を見たし
少しずつ変わっていくのもみた

わたしの時代は
20代で起業する事が普通じゃなかった。
わかってもらえないことがたくさんあったし、
女性というだけで下にみられた。

顔見てもらえないこととか
名刺もらえないことも。
パートナー(男性)とだけ話をされて
わたしは空気みたいに扱われて。

ドラマ観ててホッとした。
もう時代は変わったんだって。

いろんなことは
ちょっとずつしか変わらないけど

少しずつ、変わっていくんだなって。

いつか

女のひとが

いくつになっても軽やかに楽しく
年齢や世間体に縛られることなく

愚痴や諦めじゃなくて

夢や希望を笑顔で語って

それいいね!!
応援してる!!
出来るよ、きっと!!!

って言い合える日が来ますように


まずはわたしから。

そうやって明日も生きていきます




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