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映画「聖なる犯罪者」を観ての感想

少年院から出所した主人公がある出来事から司祭の役目を担うことになる物語。村人たちは過去に起きた事件を忘れられず、悲しい空気が常に村を包んでいる。
心に傷を負った人たちがどういった言葉に耳を貸すのか、そういった観点が注目でした。

聖職者になる為のアカデミー出身でない主人公のダニエルは少年院の中で定期的に聖職者から学んだ知識や、ストリート由来の多少の枠から外れた表現方法で神の言葉を伝える。
大事なことはダニエルが神の元につかえる仕事をしたいと思うほど、
本当に信仰心を持っている(しかし法律的に犯罪歴がある場合、聖職者にはなれないらしい)。
枠から外れた表現方法も裏腹には本当に信仰心があるメッセージが含まれる為、徐々に村人達も耳を傾けて、救われるようになっていく。


◇キャスト
主演のバルトシュ・ビィエレニアが狂気的な表情をしたり、
心に傷を負った人たちに共鳴して涙する表情を見せたり他の作品も観てみたいと思える人だった。


◇年齢区分が妥当か
R18+ということで残酷なシーンが多いとビビりながら見たがそこまでではなかったです。
刑務所内でのいじめや性的描写が少し混じっている程度です。

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