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カープ女子人気の原点、堂林選手会長へ、オリックスは”がんばろうKOBE”超え、同時に”広島”力でスタートしたヴィッセルも…(2023年11月27日)
カープ選手会の納会が広島市内のホテルであった。選手会総会では2年間大役を務めた大瀬良から選手会長のバトンが堂林に渡された。野間が会長補佐になり、文字通り堂林を補佐する。副会長には中崎と栗林、書記には森下、会計には坂倉、という顔ぶれになった。 堂林は「プリンス」と呼ばれた2012年、プロ3年目で全144試合に出場した。118安打14本塁打45打点150三振、打率・242。その姿はカープ女子到来の時代と重なった。 新球場効果×SNS普及 2008年7月、ソフトバンクモバイル
カープダイアリー第8447話「旧広島市民球場→マツダスタジアムから15年、エディオンスタジアム広島→エディオンピースウイング広島…で目指すは平均入場者数2万6000人クリア!」(2023年11月26日)
広島サッカーの新たな時代の幕開け― この日の朝刊各紙は、紙面やネット上でエディオンスタジアム広島でのサンフレッチェ広島ホーム最終戦の様子について詳しく報じた。 地元の中国新聞は当然ながら「エディオンスタジアム、J1・広島が最終戦に快勝で30年の歴史に“有終の美”…会長は“ありがとう”と感極まる」(読売新聞見出し)など、ひとつの歴史の終わりにスポットが当てられた。 この読売新聞記事にある「会長」とはサンフレッチェ広島の久保允誉(くぼ・まさたか)会長を指す。 サンフレッチ
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記事をすべて見る すべて見るカープダイアリー第8446話「紆余曲折の末誕生するエディオンピースウイング広島の風、マツダスタジアムへ」(2023年11月25日)
エディオンスタジアム広島が紫に染まった。2023年11月25日・土曜日、J1リーグ全34節のラス前、第33節は”あの日と同じ”ガンバ大阪戦。 試合前のバックスタンドには、サンフレッチェ広島のエンブレムをかたどった一文字が鮮やかに浮かび上がった。 サポーターの熱気に圧倒されたかのようにガンバ大阪は思うように動けず、前半だけで2失点。大声援を追い風い開始早々から始まった猛攻ではサイドからのクロスを前線で張るMF満田誠、さらには右ウイングのMF中野就斗が次々に頭で叩き込んだ。
カープダイアリー第8445話「考えて表現する力、常廣羽也斗が仮契約、マサトとハヤトの時代がやってくる」(2023年11月24日)
常廣羽也斗が赤い帽子をかぶることが決まった。都内のホテルで高山、尾形両スカウトと入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で仮契約した。 出来高が明確に示されているのは「即戦力」の期待が大きい証拠。 「いよいよプロ野球選手になるんだと実感がわいてきて、早く入りたいというワクワクした気持ちしかない。1年間一軍に帯同できる実力を持った選手になりたいです」 すでに多くのメディアが報じてきたように、今回のドラ1右腕には身体的な要素は別にしてもメ
カープダイアリー第8443話「日本シリーズ未来予想、オリックスの龍馬vs新井カープ常廣羽也斗-坂倉将吾のバッテリー」(2023年11月22日)
オリックスから「西川龍馬獲得」の公式発表があった。もう誰も驚かない。マツダスタジアムで開催されるファン感謝デーや、御堂筋と神戸・三宮で行われるオリックス優勝パレードを翌日に控えて、というタイミングになったから、さすがに本人のコメントはなかった。 「自分は大谷や藤浪と同い年ですが、(僕が)一番凄い選手だと思っています」 2015年12月のカープ入団会見。21歳になったばかりで、大きな可能性を口にしていた若ゴイの目に、広島という池のサイズは小さなものに映るようになったのだろう
カープダイアリー第8442話「天福球場で鍛える日々は矢の如し…日南秋季キャンプは来年”キング新井”の年齢になる末包一本締め」(2023年11月21日)
朝から強い陽射しの天福球場。11月6日から始まった秋季キャンプ最終日は、午前10時からの打撃ローテのあと恒例のロングイティ。全メニューが終わると投手陣やコーチ、スタッフ、関係者全員の大きな輪ができて、その真ん中で末包があいさつした。 「お疲れ様でした。まず始めに今回のキャンプをさせていただいた日南市、日南協力会のみなさま、そしてアルバイトのみなさま、本当にありがとうございました」 「そして選手、監督、スタッフ、球団関係者のみなさま、1年間お疲れ様でした」 「今シーズンは
カープダイアリー第8441話「日南秋季キャンプ、仕上げの紅白戦注目のポスト龍馬争い中村貴、中村健、田村…遠藤、斉藤は収穫不足」(2023年11月20日)
小園と坂倉の「アジアナンバーワン」を見届けた新井監督は、その熱い眼差しを田村に向けていた。真夏のような日南の強い陽射しを浴びてライト方向に思いきり引っ張る。その真後ろでゲージに右手をかけて、体の軸がどうか?間の取り方がどうか?スイング軌道はどうか?などなどをチェックする。 9月17日のナゴヤドームで死球を受け、骨折した左手小指の状況は幸いにして後遺症なし。ならばポスト龍馬の有力候補…。そんなことは本人が一番分かっている。 11月6日から始まった秋季キャンプも第4クール3日
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カープダイアリー第8440話「若き侍ジャパン、韓国撃破で2大会連続優勝、あとがない延長タイブレークで一閃坂倉のバット、小園は4戦通じて打率・412」(2023年11月19日)
2023年は侍に始まり、侍に終わった。 「逆方向!破ったぁ~~!ニッポンサヨナラァ…、2大会連続、韓国を破っての優勝!」 TBSアナの実況にシンクロして、門脇誠の見事な流し打ちが三遊間を抜けた。三塁から万歳しながらホームを踏んだ小園海斗は高々とヘルメットを放り上げ、そのまま一塁ベースを中心にした歓喜の輪の中へ。 タイブレーク突入の延長十回に待っていたのは、2023年プロ野球ラストシーンに最も相応しい場面だった。 「きょう、非常にたくさんのファンの方々の前でね、こうやっ
コイの街のダイアリー8439話「侍ジャパンに小園海斗あり、開幕一番16打席連続無安打からアジアプロ野球選手権12打数6安打まで」(2923年11月18日)
東京ドームに快音が響いて3万7000人を超えるプロ野球ファンがいきなり沸いた。初回、内野安打と四球で無死一、二塁となって小園海斗先制タイムリー。オーストラリアの先発右腕、J・ブシュルに対してストライク、ファウル、ボール、ファウルのあと甘く入ってきた5球目をセンター前に弾き返した。 「特にランナーを置いたバッティングは、プロで何年もレギュラー貼っている選手より上手いんじゃないか」(井端弘和監督) 侍ジャパン先発、早川隆久の好投もあり、試合は完全に侍ジャパンペース。小園海
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カープダイアリー8438話「デビッドソン&マクブルーム去って新外国人ふたり+アカデミー野手3人…誠也の穴埋まらず」(2023年11月16日)
日南秋季キャンプ休日に合わせてカープ球団がふたりの新外国人内野手の獲得を発表した。 マット・レイノルズ(Matt Reynolds)内野手、1990年12月3日生まれ(32歳)、185センチ95キロ、右投右打、契約金は30万ドル(約4500万円)年俸55万ドルプラス出来高払い(約8250万円) 球団発表コメント 「この様な機会を頂けたことにとても感謝しています。また、新しいチームメイトに会えることを楽しみにしています。広島が素晴らしい場所だという事と、カープファンがどのく