6月25日(マツダスタジアム)13時30分開始予定の巨人12回戦のみどころ

予告先発は広島が森(0勝0敗)、巨人が山崎伊(4勝1敗)

予想通り、交流戦明けの阪神は失速。最大18あった貯金がDeNA戦2連敗で12まで目減りした。DeNAは逆に今季最多の貯金11。ゲーム差、0・5…

3位巨人は貯金3、カープは2。後ろのヤクルトは借金15。優勝の可能性があるのは上位4チーム…

そんな状況にあって新井監督はきょう森を先発に指名した。もちろん投げてみないと分からないパターン。しかし、そんなこと言ってると、いつまでたっても新たな顔がローテに加わってこない。

同じく二軍で比較的数字の良かった玉村も森浦との入れ替えで昨日一軍に呼び戻した。両左腕が首脳陣とファンの思いに応える番だ。

ただ森は力強さとモロさが同居したような状態になっている。

6月10日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(マツダ)に先発して、5回2安打無四球1死球の無失点。

「三振2と控え目ながら内野ゴロの山を築いて“らしさ”全開、一軍マウンドが近づいてきた」と「気になる?コイ占い」チャンネルに書いておいたが、その通りになった。二軍で17日に先発予定だったのに、急きょこの日に一軍に呼ばれた。

その際「気になる?…」では「森の課題のひとつは安定感。投げるたびに様子が違っていては安心して送り出すことはできない。しかし5月23日のオリックス戦(由宇)では杉本に許した3ランのみ、5回4安打で三振の山を築き、6月3日、黒原のあと二番手で中日戦(由宇)に投げた時も2回打者6人で4奪三振。力強いピッチングを継続できている」とも指摘しておいた。

一方で6月18日の西武戦(マツダスタジアム)で今季初の一軍マウンドに立ったとこまでは良かったが、源田左飛、鈴木中前打のあと外崎に初球146キロを左中間スタンドに運ばれた。

巨人打線を相手に、どっちの森になるか…

打線は今季初対戦となる山崎伊織に対して、野間はもちろんのこと林、田中広輔らをぶつける。

秋山の三番は当分、鉄板だろうがきょうの打撃練習でも打球の角度、伸び、ミート率などもうひとつだった。

山崎伊織は6月の3試合ともQS成功で1勝0敗、防御率も1・17。森が4点以上失うようだとイッキに苦しくなるだろう。

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