6月18日(マツダスタジアム)13時30分開始予定の西武最終戦のみどころ

予告先発は広島が河野佳(0勝0敗)、西武が平良(4勝2敗)

カープナインにとっては恵みの曇り空、だ。熱中症を心配するほどの暑さが続いていたが幸い朝から曇った。梅雨だというのに雨が降らない。

だが雨が降ってもらっては困るのだ。きょうを乗り切れば中4日のインターバルが待っている。雨天中止による代替試合を行うチームもある。

もちろん練習がオフでものんびりする選手などいないだろう。

でも一日ぐらい家族サービス、独身者ならゴルフ…

おそらく新井監督はシーズン中のゴルフも禁止していないはずだ。自分がやりたいから?そうではない。自立したプロ野球人になるためには、自己管理が求められる時代だ。昔のようにあれはダメ、これをしろ、と頭ごなしにやっていると逆効果…そういう事象はあらゆる職場に共通ではないか?

河野佳は感謝してこの日のマウンドに立つべきだ。交流戦ラストで「即戦力」としてのシーズンを有意義に送るか否かのチャンス到来!(長谷部銀次と益田武尚が現状では期待できない分もやってもらう必要がある。じゃないとドラフト総崩れ…???)

これがラストチャンス?開幕一軍入りという最高の“ご褒美”をいただきながら、中継ぎ3試合、わずかに2回と1/3で“力不足”と判断された。

二軍での調整では徐々に内容が良くなった。

5月は11日の阪神戦(由宇)に二番手で投げて3回3安打4三振無四球(1死球)1失点。

21日のソフトバンク戦(筑後)では6回2安打1失点。最速149キロ、球数79と手ごたえあり。

6月8日の鳴尾浜、阪神戦では初回、高山に3号ソロを打たれたあと、六回まで無失点。七回、二死一、二塁から下位打線に2連打されて3失点。“万全”とは言い難いが首脳陣は“実戦向き”であることに期待する。

7連敗中の西武は今季から先発転向の平良に託す。ここまで9試合に先発して4勝2敗、防御率2・05でクオリティスタート成功8度はさすが。
 
先週日曜日のヤクルト戦(ベルーナドーム)では7回112球7安打3失点(自責2)。自己最多の12三振を奪う力投を見せた。
 
奪三振率は9・63に達し、剛腕vsカープ打線、はいかに…
 
きのう、パ防御率トップの高橋を攻略したようにきょうもみんなで束になって潰しにかかる。
 
田中広輔、林、矢野の下位打線はきのうと一緒だろう。違うのは森下と河野佳によるディフェンス力。ならば高橋からの4得点を上回る5得点と目標は高く掲げたい。

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