【オフィスビル】建築作品実例集 一級建築士試験対策
一級建築士試験で問われる、オフィスビルに関する建築事例を写真と過去問付きで分かりやすくまとめました。
過去問の出題年と問題番号は、特記無い限り基本的には一級の計画のものになります。
また、誤りの選択枝については、正となるよう改変してある為、ここに記載の過去問の解答はすべて正となります。
オフィスビル
ジョンソン・ワックス・ビル(フランク・ロイド・ライト)1936年
(R2年 No.14)
ジョンソン・ワックス・ビル(アメリカ、1936年)の2層吹抜けの執務スペースでは、天井付近が広がった樹木状の柱や柱頭まわりの天窓、ハイサイドライトによって、内部に自然を再現している。
フォード財団本部ビル(ケヴィン・ローチ)1967年
(R2年 No.14)
フォード財団本部ビル(アメリカ、1967年)は、ビル内部に豊かな植栽が施されたアトリウムをもち、各フロアの執務スペースはアトリウムをL字型に囲むように配置されている。
新宿NSビル(日建設計)1982年
(R2年 No.14改)
新宿NSビル(東京都、1982年)の高層階のオフィスゾーンは、中央にアトリウムを設け、事務室沿いの廊下をアトリウムに面して配置しており、その廊下から建築物のどこの位置に自分がいるのかを把握することができる。
香港上海銀行本店(ノーマン・フォスター)1985年
(H17年 No.25)
香港上海銀行本店(Norman Foster)は、吊橋の工法を応用した構造の採用により、各階は、2列のマスト状の組柱の間が開放的な無柱空間となっている。
ロイズ・オブ・ロンドン(リチャード・ロジャース)1986年
(H17年 No.25)
ロイズ・オブ・ロンドン(Richard Rogers)は、機械設備、エレベーター、便所、階段等のサービス機能をもったシャフトを、建築物の外周部に独立して配置している。
ROKI Global Innovation Center(小堀哲夫建築設計事務所)2013年
(R2年 No.14)
ROKI Global Innovation Center(静岡県、2013年)は、執務スペースが階段状に積層する立体的なワンルーム空間に、ガラスをはめこんだ木と鉄のハイブリッドトラスの屋根をかけ、自然光を通すフィルターを使用した天幕を設けている。
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