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聴く稽古

今年の落語発表会に向け、桂米朝師匠の「天狗さし」の音源をスマホに入れて、通勤中に車の中で聴いています。便利な世の中になったものです。

噺の筋を覚えることと、登場人物の切り替えの取り方に視点を置いて聴いています。

音声を聴いているのですが、情景が浮かんできます。米朝師匠の声が自分の身体に沁みいるように入ってくるので、ありありとして登場人物が見えてきます。なので、同じところで毎回笑ってしまいます。

毎回同じところで笑ってしまうって、すごいことだと思います。それは場面を想像させられているからなのでしょう。自分もそんなふうに演じることができればと思います。と、つらつら書いてみたものの実現の道は遠い。

もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。