台本の作り方
以前、台本の覚え方のことを書いた。
今回は台本の作り方について整理してみたい。
落語を覚えるのに台本を作ることは欠かせないとぼくは考えている。
覚える音源をひたすら聴きこむことで覚えられる方もいるが、いったん紙に起こしたのちに目を耳で覚えるパターンが僕の場合は良いように思う。
まず、台本をつくるためには文字起こししなければならない。じつはこの作業がとても億くうである。音源聴きながら、パソコンのテキストを使ってひたすら打ち込むのである。再生を何度もいったりきたりさせるのであるが、とにかく時間がかかる。途中で心が折れそうになる。
最近は、文字起こししてくれるアプリやサイトがある。これらを使用してみるも、ほぼ正確ではない。結局、手作業で直すので、逆に手間であったりする。
一番、良いのはそもそも台本がついている音源を選ぶと良い。これは、かなり楽である。ラッキー、とめちゃくちゃうれしい。
しかし、文字起こしすることによって、噺の流れを掴むメリットを失うことになり結果として、覚えるのが進みにくくなる。
文字起こしする、しないでどちらにもメリット、デメリットがあるようだ。どっちがいいんだろう。。うーん。
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。