落語を語る機会
だいぶんと体調がもどってきた。戻ってくると、口が俗的なものを欲してくる。備蓄してた、切り餅やカップヌードルやビスケット、かき氷などをほおばった。確実にあかんやつだと思うが、病み上がり途中には元気の出る食材となった。うまかった。
最近入会した、オンラインサロンの会合に数回参加した。みなさんはじめましての方ばかり。そのサロンには【こらんぷ亭一教】として参加した。すると、参加者のみなさんから、「なんすか?その名前は」と説明を求められた。
趣味で落語をやっていること、趣味が高じて、仲間を集めて落語塾を主催していること、9年やっていること、などぼくの中で完全にまくら化された説明を差し込んだ。
みなさん、とても関心高く聴いてくださった。そもそも普段落語の話しをする機会なんてあまりないのだろう、それが、落語やってます、という人間がいるのだから、ある意味驚きがあるようす。しかも、ぼくが落語について、少しうんちくが語れるのだからなおさらだと思う。
そう思うと、演者であり、主催者であり、知識保持者であり、ぼくはけっこう稀有なるマニアックな存在みたいだ。
落語のことなら、独自の切り口なら一晩中語っていられるし、新しい落語の価値をお伝えできる。一般的に落語を観る、聴くことの価値とは違った、落語の見方、楽しみ方から、人間的な本質を捉える価値をお伝えすることがぼくの役割なのかもしれない、と思った。
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。