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第21回桂文華独演会

11月3日は文華の日です。

この日は文華師匠の落語独演会の日に制定されています。

今年は繁昌亭で開催され、ぼくは母親と独演会に行きました。

コロナの影響で繁昌亭での寄席は満席になることが少ないのだそうですが独演会は満席でした。

久しぶりに、満席の繁昌亭を体感した気がします。

文華師匠は足の骨折明けでしたが、元気な姿をアピールされてました。まくらでの、お医者さんとの掛け合いの話で笑わせてもらいました。

文華師匠は噺は2本。

・悋気の独楽
・莨の火(たばこのひ)

悋気の独楽は女形の役がハマっていて、爆笑させてもらいました。ぼくもどこかで女形の役をがっつりやりたいなと思ったいて、悋気の独楽はピッタリだと思っているのですが、実際に演じるとなるとむつかしいなと思いました。

莨の火(たばこのひ)は、初めて聴いた噺でした。文華師匠から、
「笑いは少ない噺やけど、一教さんが好きそうな噺ですわ」と聴いていたので楽しみにしていました。

実際の感想として、ぼくの好みの噺でたのしかったです。オチはおもんないと聴いていましたが、ぼくはオチで笑っていました。ひねったオチが登場人物のシャレたたのしみ方があらわれていて、本物の遊び方ってこんなふうなんやろな~っと、思いながら聴いてました。

また来年の文華の日もおもしろい噺が披露されるのかなと期待を持ちながら、出待ちで文華師匠と写真を撮ってもらっていました。


もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。