見出し画像

お客さんとの信頼関係構築

先だっての落語塾の稽古。楽天家誠健さんへの稽古は、かなり高度な指導をされていました。

楽天家誠健さんは漫才のネタを落語に焼き直したネタなのですが、わかる人にはわかるというシャレたネタなんです。

ちょっと詳しい、通好みのネタなので、万人にはウケにくいといえます。なのでわかる人にはわかるという対象をしぼることになります。

対象をしぼるのはいいのですが、その対象の方々を聴く気にさせないといけないのですね。

対象は通な方々となるため、演者のレベルを測っておられるため、そのあたりを意識した、噺はこびやネタを仕込む必要があるようなのです。

対象の方々が聴く気にならなければ、万人にはウケにくいので、むつかしい空気が会場に漂ってきてしまいます。

そのあたりの対策を文華師匠が楽天家誠健さんに指導されていました。なかなかの高度な内容で、ヒトコトでいうとお客さんとの信頼関係をどのように構築するのかということでした。

そばで聴いていて、むつかしいなと。でもそこを乗り越えられると、楽しい場になるんやないかな、とも思いました。

すくなくとも、ぼくは結構すきな内容なので、本番のときは客席で楽しませてもらいます!

もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。