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落語と内面

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落語を通して自分の内面と向きあうネタを収録しました。これが一番伝えたいことかもしれない
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2022年6月の記事一覧

この感情はいったい誰のものか

先日、社交ダンスをテーマにしたアニメを視聴した。主人公やヒロインが感情をぶつけ合いながら稽古し、ステージで感情を表に出してダンスに打ち込む姿を観て、心を動かされた。感動したし笑いもした。 登場人物の感情にいい意味で引っ張られ、自分の感情にも影響されるいいアニメだった。 落語では、作中の登場人物は聴き手の脳内にいる。視覚情報には登場人物はいない。視ているのは演者であって登場人物ではない。 このことを演者は理解しておく必要がありそうだ。つい登場人物を表現してしまう、しかも全

なぜやらないのかを分析する

昨日は、アイデアばっかで一向にやらないというネタを書いた 一方で、始めるとやり続ける傾向がある。落語塾の主催は8年続けている。また仕事で担当しているニュースレターは11年発行している。このブログも毎日投稿しつづけている。(270日目くらいかな) いずれにしても、面倒なことは多い。落語塾だと、メンバー集め、発表会の会場や稽古場の手配、連絡網、集金、etc。やることが多い。ニュースレターやブログも落語塾ほどではないにしても段取りが必要です。 これらは正直、いまでも、面倒だな

なぜやらないのかを分析する②

昨日はなぜやらないのかを自己分析してみた。 簡単なことでも、やったことないことは、面倒でやらないというのが結論っぽい。 やったことないというのは、先がわからないから、わからないことはやりたくないという気持ちが働いているのではないかと分析した。 では、やったことないことでも、分解して細かく要素化すれば、中にはやったことあることがあるのではないか。やったことあることであれば、やってしまうのではなかろうか、と思った。 細かく要素化すれば、落語塾での経験が活かせることがある。