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落語の稽古

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落語塾での稽古模様を記事にしています。
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2022年5月の記事一覧

「書割盗人」を稽古してみた

お誘いを受けた9月の落語会のネタを検証していた。これまで演じたのは11席でそのうち候補を4つに絞っていた。 けったいな噺好きな僕は、選りすぐりのけったいな噺ばかりを候補に挙げていた。が、note上で、これまで演じた全部のネタをひとつずつ検証していくと、どれもやりたくなっている自分がいた。 ひとつしか選べないので、どれが良い改めて吟味していると、盗人ネタがいいなと思うようになった。 持ちネタでいうと「おごろもち盗人」「書割盗人」のふたつである。どちらも少し癖のあるネタでは

「おごろもち盗人」の稽古してみた

お誘いを受けた9月の落語会のネタを検証していた。これまで演じたのは11席でそのうち候補を4つに絞っていた。 けったいな噺好きな僕は、選りすぐりのけったいな噺ばかりを候補に挙げていた。が、note上で、これまで演じた全部のネタをひとつずつ検証していくと、どれもやりたくなっている自分がいた。 ひとつしか選べないので、どれが良い改めて吟味していると、盗人ネタがいいなと思うようになった。 持ちネタでいうと「おごろもち盗人」「書割盗人」のふたつである。どちらも少し癖のあるネタでは

稽古が始まる

稽古はおもしろいですね。今回は台本読みでした。台本読みながら、意味が通じるか、カットしたほうがよいか、逆に追加したらよいか、などを文華師匠にチェックしていただく作業をした。 メンバーのネタは決まっている状態で、台本を読みだすと、噺のイメージがついてくる。発表会に向け、始まった実感がわいてきた。 台本を読むとはいえ、噺の内容をみて、文華師匠からの指導が入る。かみしもや言葉のいいまわしなど、力が入ってくるようだ。稽古に熱が帯びてくる。 これから半年後の11月の発表会に向けて