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落語の稽古

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落語塾での稽古模様を記事にしています。
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2022年4月の記事一覧

なぞる稽古

稽古はなぞるべし。 まねるよりなぞる。まねるの最上級がなぞるなのではないかと。 なぞっていくと、あるときから、なぞが生まれてきます。 ・なんでこういう表現してるのだろう? ・この間はなんだろう? など意図を知りたくなります。 仮説を立てたりしながら、なぞる相手と対話するように稽古が進みます。 なぞるとは謎る、になると稽古も面白くなると思うのです。 今日もなぞってみよう〜

なぞる稽古がおもしろくなる

以前、なぞる稽古のことを書いた。なぞる稽古をするのは地味できつい側面があるように思う。 ただ、ひたすらなぞっていると、気になる箇所がでてくる。僕の場合、気になるとそれが興味に変わり、興味になると、探求してみたくなる性質がある。 探求しだすと、面白い点が見えるようになり、面白い点を深掘りする。そうなると、なぞるのにハマっていく。落語でいうと、あるセリフの言い方やその時の空気感のいい場面を繰りかえし稽古する。結果その場面は良い感じで演じれるようになる。 次に、その場面を活か

落語の台本づくり

「台本づくり」が落語を演じる上で最初のハードルになります。 台本をつくるには、まず演題の音源入手が必要です。CDを図書館で借りることが多い。借りたCDに台本がついていれば、めちゃラッキーです。 台本をコピーして、ワードに打ち直して元台本をつくっていきます。しかし、最近は、コピーした台本をスキャンしてGoogleドキュメントにします。 するとPDFから文字をドキュメントに起こしてくれるのです。 誤字脱字がありますが、そこそこ正確に反映されています。一から打ち込みするとかなり