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桂文華師匠

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上方落語協会噺家の桂文華師匠の紹介ネタです。桂文華ファンのみまさま、どうぞ。
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第21回桂文華独演会

11月3日は文華の日です。 この日は文華師匠の落語独演会の日に制定されています。 今年は繁昌亭で開催され、ぼくは母親と独演会に行きました。 コロナの影響で繁昌亭での寄席は満席になることが少ないのだそうですが独演会は満席でした。 久しぶりに、満席の繁昌亭を体感した気がします。 文華師匠は足の骨折明けでしたが、元気な姿をアピールされてました。まくらでの、お医者さんとの掛け合いの話で笑わせてもらいました。 文華師匠は噺は2本。 ・悋気の独楽 ・莨の火(たばこのひ)

桂文華 井戸の茶碗

昨日は仕事が休みであった。とはいえ、午前中は自宅で事務仕事をしていた。午後からは松原市の公共施設で桂文華師匠が出演した寄席を観に行きました。 平日の午後2時開演であった。普段なら観に行けない時間帯も休みだったので、「あ、観に行けるやん」と前日の夜に気がついた。 当日、松原市へ向かい会場に到着すると、ちょうど文華師匠が表に出てこられて、挨拶をした。平日の午後開演のため、お客さんは少なめとのことで、しっとりしたネタをやろうかと思っているとの旨を言われていた。 会場に入ると、

桂文華師匠

僕たちが学んでいる落語塾。 講師である噺家の桂文華師匠を紹介します。 くわしく書こうかと思いましたが、いいプロフィールがあったので、そちらで。 桂文華プロフィール(上方落語家名鑑より) https://kamigatarakugo.jp/directory/ichimon/katsura_bunka/

「死神」文華師匠ネタおろし

先だって、文華師匠の寄席に行きました。「此花 文華茶論」という文華師匠の三席堪能する会です。 そのうちの一席が「死神」でした。今回がはじめて演じたネタで、いわゆる「ネタおろし」でした。 「ネタおろし」の演目は高座に上がるまで知らされません。おたのしみの一席です。 演目がはじまると、ネタの雰囲気に身に覚えがありました。身を乗り出すようにして聴くと、「死神」で間違いないことを確信しました。僕の身体はさらに前に乗り出していたようです。 僕たちへの稽古指導で「死神」を演じてい

五代目 桂文枝師匠

以前録画していた五代目 桂文枝師匠のビデオを観ていた。ダイジェストであったが、たちぎれ線香が放映されていた。 小糸がこの世を去った後の、女将と若旦那のやりとりの場面。うれしさを滲みだしている若旦那と、悲しみを押し殺している女将の濃淡が印象的だった。 映像ではあるが五代目のたちぎれ線香みたとき、文華師匠のたちぎれ線香と重なるような感覚があった。師匠弟子だから重なるものがあるのだろうか。 現在では、五代目の寄席に行くことはかなわない。でも継承されている方々の寄席で五代目の姿

文華茶論

昨日は、文華師匠の寄席に行った。文華師匠が一人で三席行うハードな会であった。 演目のひとつに「天狗さし」をされていた。ぼくの次の落語発表会のネタだったこともあり観ておきたかった。 「天狗さし」はおもしろいネタということを再確認した。文華師匠の演じた内容を通して、自分なりに再構築をしながら観ていた。また台本を少し直そうかと思った。 やはり落語はライブで観るのがいい。お客さんの笑い声もリアルで拾える。ぼくの落語の楽しみ方は多岐にわたってしまうようになった。お客さん目線、演者

桂文華三十周年独演会~おかげさまで~ 紹介文

3年前、文章講座へ通い終えたタイミングで、文華師匠から連絡をもらう。 毎年、11月3日文化の日に開催の独演会で配布するパンフレットのメッセージの依頼でした。 自分でいいのかとためらうも、気がつくとキーボードを叩く自分がいました。なんとか書き上げた原稿をアップします。 実際には文字数の関係で原文から削っており、せっかくなので原文そのままを掲載します。実際には文字数の関係で原文から削っており、せっかくなので原文そのままを掲載します。 ~以下原文~ 桂文華三十周年独演会~おかげ