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身体の疲労と休息

人生は疲れる。仕事のストレス、人間関係のストレス、これらのストレスを解消するために、栄養摂らなきゃ、食べなきゃぶっ倒れると強迫観念に駆られて、無理やり食べる。それでどうなるかと言うと、「内臓疲労」である。内臓脂肪が付いちゃったと呑気なことを言ってるが、脂肪が纏(まと)わり付いた分だけ内臓機能は低下し、慢性疾患へと一歩近づく。だから内臓のスリム化は健康維持のための必須条件となる。内臓疲労を誤魔化すために、カフェインや栄養ドリンクを飲んでも、根本的解決には繋(つな)がらない。コーヒーは副腎皮質を疲れさせる。つまり疲れた身体に、カフェインと言う鞭(むち)を打って、無理やり働かせるのでは無くて、15分でいいから仮眠を取る、それが正解である。また脳内に残ったカフェインは、結局不眠症を招き、睡眠時間を空費して、疲れたまま出社する羽目になり、人生を慢性疲労症候群へと導く。生活習慣の改善とは、「カフェインから仮眠へ」とシフトすることである。脂質の摂取は、疲労と短命をもたらす。アルコール摂取は肝臓を疲れさせる。砂糖の摂取は、膵臓(すいぞう)を疲弊させる。だが、現代人は、大脳皮質の疲労、悩む事で疲れてもいる。加えて、食生活の乱れが、腸をクタクタにしている。自分の腸を休ませるには、食べない時間を確保してあげると良い。腸が疲れていると食べても栄養が効率よく吸収出来ず、疲労回復に繋がらない。そして脳の疲れには、睡眠が効果的だが、悩み事が有ると、睡眠が脳の休息に結び付かない。睡眠中に悩みは持ち込まないようにする。つまり睡眠は、脳の休息に徹する。睡眠中は考え事をしない。明日起きてから考える事にしようと、割り切って床に就(つ)くと良い。脳の活動には、エネルギーとしては、ブドウ糖が必要だが、単に血糖値を上げても脳の疲労は取れない。神経ニューロンの回復には、アミノ酸とミネラルを補給してやると、カフェイン抜きでも、頭はシャキッとする。若者はテンションアゲアゲでした、快感でしたと喜んでいるが、それは結局「脳を疲労させた」に過ぎない。快感で得た疲労は回復しないと、翌日の倦怠感として残る。コンサートは楽しいし、クラブは盛り上がるが、活動をすれば必ずそこに脳の使用が伴い、脳は疲労する。その回復は、睡眠による休息か、ブドウ糖か、もしくはアミノ酸ミネラル、これ以外に無い。カフェインや飲酒や薬物は、疲労の上塗りでしか無い。その上更に、発ガン物質を摂取してたら、もう勘弁してよと身体は悲鳴を上げる。また快感は心地よいのだが、神経を疲労させる。もし睡眠と休息で回復しないとしたら、アミノ酸とミネラルが足りてないと気づくべきである。

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