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続羊をめぐる冒険

2021/08/12も福岡は雨が降っている。
雨だと何もすることを持ち合わせていない。

昨晩は実家に置いてあった、羊を巡る冒険を自宅に持ち帰り読んだ。
何度も読み何度も買い、何度も手を離れている本だ。

読後Wikipediaで村上春樹の作品群を眺めていた。

思い出せば、僕が初めて読んだ作品は「ねじまき鳥クロニクル」。それは中学生の時であった。文庫化されており、軽かったので読んでみた。
その後高校で「ノルウェイの森」を読み、あまり僕にはフィットしなかった。様々な画一的ではない恋愛感、対人関係に戸惑い、嫌悪感を抱いたことを覚えている。

その後ふとしたきっかけから「羊を巡る冒険」を読むようになったと思う。先生の秘書が好きなのだ。もちろん鼠も僕も羊男も。風の歌ピンボール、羊、そしてたまにダンスを読む。そのローテーション。

仕事をやめタイのバンコクに滞在していたときには「1Q84」が古本屋に売られていたので10日かけて読んだ。プールサイドでジリジリ暑い中。ちょうどよく6冊が手に入った。退職の亡失感と不安、何をするでもないだらだらとした時間を潰し覆い隠すために。

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