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その後の私を形成した初めてのロンドン一人旅 -その2-

こんにちはikkoです。
このnoteにたどり着いてくださりありがとうございます。
遅くなりましたが初めてのロンドン旅行の続きです。

私は洋画も洋楽もアメリカばかりでイギリスには1ミリも興味がなかった若かりし頃。それなのにイギリス沼、ストーンヘンジ沼にハマったのがこの旅です。まずは世界遺産ストーンヘンジについては割愛し、きっかけを簡単に説明しますね。

●ストーンヘンジを目指した中学時代

私は中学生の頃に少ない小遣いでJーROCKの雑誌を買っていて、推しミュージシャンの記事を切り抜いてファイルに保存するのが楽しみでした。

ある日推しがロンドンレコーディングの記事とともにストーンヘンジの写真があり、見たこともない大きな石に「ナンジャコリャ」と目を奪われました。
世界遺産という言葉すら知らない無知の中学生には不思議な光景でした。

また、推しへの憧れが相乗効果となり「絶対に私もココへ行く!」と決めました。

だからといって英語の勉強をするなど行動しなかったので漠然とした夢です。大人になったらいけるだろうくらいの軽い感じでいました。そのため大人になるにつれて夢は薄れていきました。

それが英会話スクールに通い始めてから徐々に思い出し、カタコトでもいいから行ってみようと一人旅にチャレンジしたのです。

(当時の切り抜きを持っている物持ちの良さを笑ってください)

●ツアーバスはアウェイ

オプショナルで申し込んだストーンヘンジのツアーバスは集合場所のビクトリアコーチステーションに行ってビックリ!!!全員外国人。ガイドさんも外国人。隣の座席にいるのは白人マダム。
日本人は私一人。完全アウェイ。異国にいるので周りが外国人なのは当たり前ですが、深く考えずに来たので驚いたのなんの(笑)

片道約2時間。
当然、ガイドさんの説明は理解できません。隣のマダムとのカタコトで会話も長くは続かず沈黙......。
そりゃそうですよ。スクールで習ったフレーズしか応用できないから沈黙するしかないのです。
今みたいにGoogle先生が普及していないし、指差し英会話本も持たずに来たので(笑)なす術がありません。

そして道中、何かの拍子にマダムが私に忠告してきました。でも何のことか、原因も分からずsorryと言って沈黙。ここで謝るのは日本人の悪いところだと思うのですが、謝るしかありませんでした。

出川イングリッシュの度胸もコミュ力があれば何とかなったのでしょうけど持ち合わせていない、話しかけないでオーラと気配を消すことしか出来ませんでした。あ、ネガティヴでもオーラを発していれば気配は消えませんね(笑)

冗談はさておき、とりあえずガイドさんのアナウンスで帰りの集合時間だけ聞き逃さないよう頑張りました。

できたのはそれだけ。
それでも私には大きなチャレンジです。

だってビビりな性格なのに
一人で国際線に乗り(ANAだけど)
ホテルに泊まり(チェックインは現地送迎担当の日本人だけど)
アウェイのツアーバスでやってきたから
ストーンヘンジを見た時の感動はひとしおで、夢を叶えた達成感もジワジワ込み上げてきました。

もちろん50トンの巨石が円状に並ぶ迫力に圧倒されました。(モアイ像、ピラミッドの石より大きいです)日本が縄文時代に高度な技術で作られた壮大さ。もしかしてUFOの発着場じゃないかと思ったり。そして辺り一帯が北海道のような大草原にも感動です。

さらに推しと同じ風景を見たという感動もあります。あの頃、気に入っていた歌詞に
『明日への想い 勇気はある この手の中に』
私の手の中にも勇気があったんだと人目につかぬよう感涙していました。

(当時のオーディオガイドはアジア圏は日本語だけでした)

●私のアナザースカイ

こんな小さなエピソードだけれど私を形成している【イギリス好き】が始まったのは、初めて見るヨーロッパの異文化の風景や街並みに魅せられた以上に達成感が一番大きな要因です。

そしてストーンヘンジが私のアナザースカイになりました。

そして
何か頑張りたいことがあるとき
頑張った自分へのご褒美のとき
エネルギーチャージしたいとき
に訪れています。

それは必ず行くのではなく、行かなくてもいいという気持ちの余裕を含んでいます。

(誰に撮ってもらったのでしょう?
 恥ずかしいので顔は隠させてください)

●揺るがない自信へ

このあと当時通っていた英会話スクールが強制終了したので何もできないままですが旅を続けていました。買い物もカフェもThis one please の一点張り。そして文法に拒絶反応を起こしたまま。それでも旅行はできるけど、何かもったいない。物足りない。なんとか会話ができないものか?どうやって文を構成するのか?分からない......。

それが約3年前に出会ったEIZETSUで習得した英語で言いたいことが伝えられるようになったのです。
ちょっと大変だったけど(正直、辛かったw)毎日の宿題をこなすことで身につけられたのです。30分で終わらすことを目標にして。実際には1時間かかりましたが(笑)そんな風に毎日継続したから着実に身についたと思います。

だから頑張れるし
恥をかいたとしても
失敗しても
間違っても
私は大丈夫

と、結果に左右されない揺るがない自信となり、どれだけ上達したのか挑戦する旅にしています。

英語ガイドのツアーに参加しても大丈夫。一人で郊外への電車に乗っても大丈夫。話しかけても大丈夫オーラを発しても大丈夫。むしろ話しかけるぞオーラを発するぞ!

もしEIZETSUがなかったら。私は国内旅行で最低限のことしか喋らない陰キャなので、海外では最低限以下の誰とも喋らない旅に終わっていたでしょう。

余談ですが、不思議なことに旅で必ず1回は道を聞かれます。地下鉄の場合が多いかな。私も何か探している同士のように見えるのでしょうか。

今までだったら道を尋ねられても「sorry」で逃げていました。それをやめて知らない場所でもとりあえず地図を見て一緒に探すことで会話する機会を増やすようにしています。

時々ゴニョゴニョと話してしまい伝わらないことがあります。発音がまだまだなので。下手だからこそ強弱つけて最後までハッキリと話すが今の課題です。


長いのに最後までお読みいただきありがとうございます。
今後もイギリス旅行でやらかしちゃったことなどお話していきます。
またEIZETSUとは何か、どのような学習をしたのかもお楽しみにどうぞ。

では、また(^^)

(ナイチンゲールゆかりのセントトーマス病院)

(ロンドン塔)

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