見出し画像

弱みを強みに育てるnoteの使い方

今日で職場を休んで4日目。疲労による風邪かと思いきや、コロナ陽性でした。
月曜日に発熱外来に行ったんですけどねー、その時は初期すぎてあんまりウイルスが出ていなかったようです。
家にあった抗原検査キットを思い出して使ったところ、火曜日の夜に思い切り陽性反応が出ました。これで職場は1週間お休み確定です。中間管理職なので療養中にもバンバン報告や連絡が来ますが、部下の人たちは優秀なので仕事もドンドンすすんでおり、とても助かっています。ありがたや。みんなも無理しないでね。

38度台の熱は五十路には厳しかったですが、37度台になるとだいぶ楽になります。
動き回ることはできないので、ひたすら配信を視聴ざんまい。
スタンドエフエムを聴いていたら、ストレングスファインダーのコンサルティング中継の番組がありました。ストレングスファインダーとは、米Gallup社が開発した、その人の強みや弱みを分析するツールですね。さまざまな活用の仕方があります。本を購入すれば受けられるので私も受けたことがあります。

強みと弱みの話で再発見


スタエフの話の中で印象的だったのは、
その人の強みは長所なのだが、同時に弱点にもなりうるということ
なにか人格に影響を与える出来事があると、もともと上位の資質だったものが下位に落ちたり、そうでもなかった資質が上位に行ったりと変動するというもの
だけど、かつて上位だった資質はその人の中にはしっかりあるんだということでした

これ聞いて、自分のストレングスファインダーのレポートを引っ張り出してみました。
詳しい項目は省きますが、私の上位10の資質は人間関係構築力と戦略的思考力が高く、実行力は2つ、影響力に至っては 1つの項目しかありませんでした。

思い当たることはたくさんあります。
もともと中学生の時にいじめにあって、人に自分の考えを伝えようとか理解してもらわなくてもいいと、孤独になるのを受け入れてコミュニケーションを諦めた時期がありました。
それから自信がなくて、アイデアをいろいろ思いつくけれども結局やらないで時間が経っていく、そういう時期もありました。
そんな自分を変えたくて大人になってからはいろいろと挑戦をしてきたつもりでした。

また、自分がいじめられたことで一人一人をもっと大事にする人間関係をつくりたいとか、あの人は今すみっこにいるけれど、本当は輝いているものを持っているから励まそうとか、自分が自分にしてあげたかったことを人にしてあげる能力が高まってきたように思います。これが人間関係構築力の高さになってきたのかなと。

だから、周りの人にはいい人も多く、助けられることも結構あるのですけれど、大きな組織などでリーダーシップを発揮して影響力を与えることは本当に苦手です。
自分の評価はどうでもいいから、他の人が力を発揮できる環境をつくってあげたい、という思いを持ちながら、日々の仕事を頑張っています。

だけど管理職になると自分自身がみんなを率いるリーダー的な側面も必要です。しかも中間管理職であれば上層部にも影響力を持たなければ、結局みんなが活躍できる環境をつくるという、わたしの願いも達成できない。
この狭間で、とくに昇進してからのここ数年間は、ずっと苦しんできました。

影響力を与えるためにうまく立ち回ることもできず、大きな壁にぶつかって。しまいには自律神経までやられて、もう1ヶ月間ずっと風邪をひいているような状態が続いたりしていました(そのあげくにコロナ…)。
自分自身が実行したり突破する力が弱いこと、すぐに諦めてしまうということも、よくわかっています。
私のストレングスファインダーの結果は、そういう自分の強みと弱みをはっきり表していました。

五十路から新しい強みを育てるには

私自身は今までも頑張ってはきたとは思っているのですが 、新しい壁を前にして、もっと自己改革していくことが求められているのかなと。
だけどあんまり大きいことを、この五十路でやりすぎるともう死んでしまいます(笑)無理はきかないお年頃なのです。

そういう風にはならないように、「無理せずできる範囲」で思いついたことを実行するとか。それから、弱い影響力資質の中でも、どちらかといえばできそうと思える項目に絞って、やってみようと思い立ちました。

1つは、コミュニケーション力を高めて自分の思っていることを相手に伝えること。
私はどちらかというとコミュニケーション消極派で、伝えるかどうか考えたときに「たぶん知ってるだろう」などと思ってやめてしまう傾向が強いです。道で知り合いに会いそうになったら、電柱の陰に隠れるタイプです。
いつもコミュニケーションは最低限度。
でもこれからは、どちらか迷ったら、伝える方を選ぶ。相手に聞きたいことが生まれれば、聞く方を選ぶ。
積極的な努力をやっていけるようにしてみようと決意しました。

noteをどう使う

そしてnoteの活用です。
以前私はカウンセリングに通っていたことがあります。
認知行動療法のカウンセリングでしたが、そのなかで、毎日毎日1行の日記をつけて、よかったこと、感謝したいことを書きつづけていく。そんなワークをやっていました。

最初は書くことが思いつかなくても、続けていくうちに感謝することが1日必ず1つ以上はあるということに気づいたり。
最初は忘れたり、書く気持ちが起きなかったりで飛び飛びだった日記が、それでも諦めず カウンセラーの先生にサポートをしてもらいながら続けていく中で自分の毎日の習慣になって、半年後には「私でも続けられる」という達成感を得ることができるようになりました。そして、感謝や、良かったことを見つけることは自分の血肉になったなと思っています。

カウンセリングにはもう通っていないのですが、今度は自分で、このノートを使って訓練をやってみたいと思います。

おまけにもうひとつ



コミュニケーションに加えて、自分が思いついたアイデアを実行する訓練も追加します。
これはストレングスファインダーの影響力資質の中にある「活発性」を育てたいからです。

子どもの頃から計画や妄想は大好きだけど、それで満足して実行、達成するところまでいかないことが山のようにあります。
これは、最近読んだ「成瀬は天下を取りにいく」の影響かもしれません(笑)

成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ


どんな小さなことでも良いから、自分の体を動かして一歩を踏み出してみる。
それを一つ一つ小さなことでも確認をしていくこと。ずっと棚ざらしにしてきたことも一つ一つ実行して、それをnoteの記録にしていきたいと思います。

それらを積み重ねることで、五十路になっても自分で成長することができるんじゃあないだろうか。

だけど 大怪我をしないように、本当に小さなことから少しずつ積み重ねて行けるように。そして成瀬のように、その過程の体験を新鮮に味わいながら、このノートの活用をしていこうと思います。頑張ります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?