好きな洋楽100（70-61）

好きな洋楽の曲を100曲選びました。
（マイルール：同じアーティストは3曲まで）

昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。

▼前回の記事はこちら

70．Speak Like A Child／Herbie Hancock（'68）

はじめて聴いた歳：31歳頃（'14年頃）
一般的にハービー・ハンコックは、’80年代の作品が有名な気がしますが、私がしっかり聴いたことのあるのは、'60年代の作品です。
この曲はボサノヴァが取り入れられており、非常に聴きやすかったですね。
アルバムのジャケットも大好きです（写真に写っているのは、ハービーご本人と奥さま）。

69．Fur Luise／Cluster & Eno（'77）

はじめて聴いた歳：19歳頃（'02年頃）
ブライアン・イーノとドイツのクラスターによるアンビエントです。
この音楽を聴くと、生命とか宇宙といった壮大な印象を受けます。
邦題では『ルイーゼのために』にと訳されており、「ルイーゼ」というのは、ドイツ語圏の女性の名前らしいです。

68．Where In The World／Swing Out Sister（'89）

はじめて聴いた歳：38歳（'21年）
78．『Waiting Game』に引き続き、スウィング・アウト・シスターがランクインです。
スウィング・アウト・シスターは、全般的にメロディーが秀逸な曲が多いですが、そのバックを彩るサウンドも細かく聴いていくと、作りが凝っていておもしろいですね。この曲もホーンセクションやヴィブラフォン（鍵盤打楽器）の音がいいです。

67．I Feel For You／Chaka Khan（'84）

はじめて聴いた歳：27歳頃（'10年頃）
チャカ・カーンがプリンスの曲をカバーしたものです。ヒップホップの要素（ラップ）も取り入れられており、バリバリの打ち込みサウンドがいいですね。スティーヴィー・ワンダーが演奏するハーモニカの音色もいいアクセントになっています。間奏に入る子どもの歌声は、10代の頃のスティーヴィーの声です。

66．September／Earth, Wind & Fire（'78）

はじめて聴いた歳：38歳（'21年）
これも古くから知っている曲で、いつから知っているのかわかりませんが、しっかり聴いたのは30代になってからです。歌のリズム感とポップなメロディー、全体のアレンジ、どれをとっても一級品ですね。
どんな気分の時に聴いても、この陽気さの前には、気分を上げずにいられません。

65．Coppers World／Squarepusher（'97）

はじめて聴いた歳：19歳頃（’02年頃）
73．『Fat Controller』に引き続き、スクエアプッシャーがランクインです。
このアルバムの1曲目がこの曲でした。スクエアプッシャーは、弦のベースを自分で演奏するんですよね。
この曲は打ち込みだけでは出せない、ベースの味がよく出ています。

64．Sing A Simple Song／Sly & The Family Stone（'69）

はじめて聴いた歳：29歳頃（’12年頃）
20代後半から30代にかけて、'60～'70年代のソウルミュージックやファンクをよく聴いていたのですが、スライのこの曲をはじめて聴いた時は衝撃を受けました。リズムのおもしろさに圧倒的な魅力があって、ギター、ベース、ドラム、ホーン、キーボード、どの楽器の音色もかっこいいんです。

63．What Is This Feeling／Al Green（'72）

はじめて聴いた歳：29歳頃（’12年頃）
このアルバムも20代の終わりから30代のはじめによく聴きました。
アル・グリーンを知ったきっかけは、坂本龍一が NHK でやっていた『スコラ』という音楽番組でした。細野晴臣・高橋幸宏がゲスト出演してドラムとベースを特集した回があり、そこでアル・グリーンの曲が紹介されていたんですよね。
私は歌詞をあまり見ないのでよくわからないですが、このアルバムは1枚の中で物語のようになっているらしく、曲調だけでもその流れが感じられるのがおもしろいです。

62．Slip Away／Pat Metheny Group（'89）

はじめて聴いた歳：38歳（’21年）
パット・メセニーは、20代の頃から音楽好きの先輩に勧められていたのですが、実際に聴いたのは30代の終わり頃でした。もっと早く聴いておくべきだったなぁと思うくらい好きな感じでした。
パット・メセニーはジャズのギタリストなので、インストが多いですが、この曲はスキャットのような歌メロもあって、はじめて聴く人にもわかりやすい魅力があるかもしれません。この切ない感じがいいですね。

61．A Song For You／Donny Hathaway（'71）

はじめて聴いた歳：30歳頃（’13年頃）
85．『This Christmas』に引き続き、ダニー・ハサウェイがランクインです。
私はどちらかというと、こういうしっとりとした曲は苦手な方だったのですが、ダニー・ハサウェイのこういう曲は好きですね。
ダニー・ハサウェイの歌声もさることながら、ピアノ、ベース、ストリングス、ホーンもいいです。