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ノンミュージシャンに捧ぐ音楽の3大要素+1

※この記事は
 2016年1月19日に書いた記事に、
 加筆修正をしたものです。

楽器が演奏できるわけではないし、
どこかで専門的に
学んだわけでもないので、

その道に精通している方には、
物足りなく感じると思いますが、
ご了承ください。

私が音楽に
ハマりはじめた頃は、
こんなことを
知る由もありませんでしたが、

音楽には
「3大要素」
と言われるものがあります。

それは、
旋律(メロディー)
律動(リズム)
調和(ハーモニー)

の3つの要素です。

「メロディー」は、
みなさんもご存知のとおり、
一つのまとまった
フレーズのことですね。

カラオケで歌う時には、
「主旋律」と呼ばれる
メインのメロディーを
歌っていることになります。

「リズム」は、
「拍子」などと
言われたりもしますね。

4拍子とか、3拍子とか、
いろいろなリズムがあります。

前述したように、
私は専門的に学んだことが
あるわけではないので、
感覚的な説明になるのですが、

音の強弱の付け方や
音と音の間隔の空け方のこと
と理解しています。

「メロディー」は、
どのように音が繋がっているか、

「リズム」は、
どのように音が区切られているか、

というものを示す要素なので、
これらは、
音と音の横軸の関係を
示すものだと思います。

(楽譜をイメージしてください)

もう一つの要素である
「ハーモニー」は、
音と音の縦軸の関係を示すものです。

つまり、
どのように音が重なっているか
ということですね。

これらが一般的に言われている
音楽を構成する3大要素ですが、

私は音楽のことを考える時に
もう一つ、
気にかけているものがあります。

それは何かというと、
「音色」なんです。

「ねいろ」とか「おんしょく」とか、
好きに読んでいただいて結構です。

どんなメロディーやリズムでも、
奏でる楽器や
演奏スタイル(弾き方・叩き方)、

もしくは、歌なら声質や
抑揚の付け方によって、
かなり味わいが変わるんですよね。

もっと言えば、音色には、
どのような環境で鳴らしたか
という、

「場所(屋内であれば壁など)」の
要素や録音機材、
出力装置なども影響します。

最後に追加した「音色」というのは、
私の独自の解釈なんですが、

こんな要素を気にするのは、
私が電子音楽から
音楽にハマったせいでもあります。

テクノにハマったのは、
高校生の時なので、
もう15年ほど前のことですが、

こんな風に自分の中で整理して
解釈できるようになったのは、
ごく最近のことです。

誰もがこんな風に解釈するのが
正しいというわけではないですが、

少なくとも、私自身はもっとはやく
「今のような音楽の解釈の
 しかたができていれば」
と思うことが多々あります。

私を音楽の
深い世界の入り口に
導いてくれたのは、

YMO の御三方で、
彼らのインタビューや著書、
ラジオ・テレビでの発言が

初心者の私には
音楽を理解する上で、
ずいぶんと参考になりました。

彼らの凄いところは、
初心者にも魅力が伝わるような
伝え方をするところです。

音楽畑には、
多様な知識人がいると思われますが、

ここが誰にも真似できない御三方の
大きな魅力だと思っています。

私がなぜこんなテーマで
コラムを書いたのかというと、
私も初心者に分かるように
音楽の魅力を伝えたかったからです。

音楽の理論的なことは、
ネット上を検索すれば、
たくさん出てきますが、

やはり、
楽器の演奏などの経験がないと、
ついていけない
高度な内容が多いです。

私のように、そこで落ちこぼれた
音楽の初心者の一助となれば
という思いで書きました。

独自の解釈も含まれていますので、
その点はくれぐれも
ご了承ください。

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