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CMで振り返る俳優・三浦春馬(2)2008年 ブルボン『プチシリーズ』

1本目の CM としてご紹介した
伊藤園『お~いお茶』とともに、

2008年にはブルボン
『プチシリーズ』

CM にも起用されています。
(その後、2009年まで出演)

『お~いお茶』の伝統的で
格式高いイメージとは異なり、

『プチシリーズ』では
青春パンクをバックに
10代の若者らしい活発なイメージです。

この頃の春馬は18歳でありながら、
素朴で落ち着いたイメージもありつつ、

等身大のティーンエイジャーとしても
違和感のない雰囲気を
持ち合わせていました。

その相反するキャラクター性が
このように多様な方向性の CM 起用に
繋がっているのではないでしょうか。

『プチシリーズ』は、
一口サイズのクッキー、ビスケット、
ポテトチップスなどのお菓子で、
1996年に誕生しました。

歴代の CM 出演タレントを見ると、
知念里奈、ベッキー、嵐、
速水もこみち、溝端淳平

といった、その時代を象徴するような
当時の等身大の若者が多くいます。

私自身も『プチシリーズ』を見ると、
学生時代の教室での休み時間や
放課後を思い出しますね。

残念ながら、
春馬が CM 出演していた頃の私は
20代後半となっていて、

この CM もリアルタイムで
観た記憶はありません。

きっと、学生時代に
この CM を観て育った世代は、
この映像を観ると、
学生時代を思い出すのでしょうね。

CM への出演は、
時代の空気を象徴することです。

特に血気盛んな
10代の頃に放送されていた
思い出深い CM は

視聴者の青春の1ページの
背景に加わることもあります。

「このCMを観ると、あの頃を思い出す」
という感覚はテレビっ子だった方には
よくあることではないでしょうか。

今は録画したのを
後から観るのが主流で、
CMを飛ばすことが多いでしょうし、

テレビ離れも進んでいるので
このような感覚は
失われつつあるのかなぁ。

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