見出し画像

好ましくない勧誘をスルーする方法

某アウトレットモール(※)の
初売りセールに行ってきました。

(※アウトレットモール:
  衣料品、日用品などを
  低価格で販売する
  メーカー直営店が集まった
  ショッピングモール)

アウトレットモールには、
はじめて行ったのですが、

有名なメーカーの商品が
ビックリするぐらいの低価格で
販売されており、衝撃を受けました。

はじめて行くところで、
なおかつ、
とても広いショッピングモール
ということもあり、

4時間ほどかけて、
迷いながらも見たいところを
一通り見ることができました。

その中で、私が気になったのは、
いくつかの場所にあった、
出張営業みたいな
キャッチセールスですね。

街中でも時折見かけますが、
歩行者に声をかけて、
ブースに誘導し、

なんらかの契約を
とろうとするタイプの
セールスです。

携帯電話の会社なんかが、
よくこういうことをやっていますね。

このアウトレットモールの中で、
二度ほど捕まってしまいました。

どちらも手口は似たようなものでした。

私はお店を見に来ていたので、
店舗外のブースには
目がいきませんでした。

すると、目の前に、
いかにも営業マンっぽい人が
やってきて

「今、キャンペーンをやっているので」
と言いながら、
何かをくれます。

くれるものは、
ポケットティッシュよりは
少しいいもので、

ウェットティッシュだったり、
インスタントラーメン
だったりしました。

くれるというので、
こちらが素直に受け入れると、

ブースに誘導されて、
アンケートに答えさせられたり、
いろいろ質問されたりします。

携帯電話の会社であれば、
「今、どこの携帯電話を
 使っていますか?」とか、

「毎月、いくらぐらい
 かかっていますか?」とか。

最初は、そういった
当たり障りのない話を
してくるのですが、

徐々にこちらを
落としにかかるような
言い方が増えてきます。

「今の料金よりも
 こんなに安くなりますよ」とか、
「めんどうなことは
 一切ありません」とか、

そういうワードが増えてきて、
こちらの消費行動を
自分たちの方へと誘導するのです。

私はこういう無理やりな営業が
嫌いなので、
そういう人たちの話を
あまり真剣に聞きません。

いかにも興味がなさそうに、
上の空で聞いているのが
伝わるように、

相手の方もまっすぐ見ないように
目線をそらしたりして、
「興味ないですよ」
というのを全身でアピールします。

さすがに、
こういう態度をとっていると、
相手の方もよほどの人でないと、
諦めてくれるんですよね。

私は「くれる」というから、
ものをもらっただけで、
そういう契約をしにきた
わけではありません。

あつかましく
思われるかもしれませんが、
それはそれ、
これはこれ、なんですよね。

私は一時期、心理学にも
興味を持って、
いろいろ学んだことがあるので、

営業では時に、
こういう手法がとられるのを
知っています。

これは
「人はモノをもらうと
 頼みごとが断れなくなる」

という性質を応用した
勧誘の手法です。

ここに引っ掛かってはいけません。

「くれる」と言ったのは、
向こうなんですから、
こちらには何も
やましいことはないのです。

それと、この手の勧誘では、
「無料」「今だけ」「あなただけ」
というのをやたらアピールします。

ここにも騙されてはいけません。

どれもテレビショッピング、
広告、CM などで
使われる常套句です。

こういうワードが出てきたら、
特に要注意です。

最初に私が捕まったのは、
携帯電話のメーカーでしたが、
(しかも敢えてなんの会社か
 わからないような恰好をしている)

次に引っ掛かったのが、
浄水器のメーカーでした。

そこではやたら、
「無料」「今だけ」を
アピールしてきたので、

私は
「どっちにしても今ここで
 決めることはできないので……」
と、やんわり断って、
話を打ち切ろうとしました。

そうすると、相手は
「いや、これが無料で
 ご利用できるのは、
 今だけなんです!」

それまでよりも、
強気な態度に出てきます。

めんどくさくなった私は、
言ってやりました。

「いや、そんなにいいものだったら、
 お金出してでも使いたいので、
 今はいいです!」

こういう風にきっぱりと
断るのが大事ですね。

「無料」とか「今だけ」
といった強力な誘惑に
負けてはいけません。

「いいものだったら、
 お金を払ってでも使いたい」

これは頭で考えて
喋ったことではなくて、
自然と口から出てきた本音です。

携帯電話にしても、
自宅用の浄水器にしても、
その場限りのものではありません。

なんらかの契約をして、
長い付き合いをする
パートナーです。

そういう相手は、
道端でばったりと出会うもの
でもない気がするんですよね。

どうせ、誰にでも
そういう態度をとるんでしょ、
キミは?
(なんか趣旨がズレてきてるような(^^;)

そういう契約を
あの場でとれるというのが、
私には信じがたい話ですね。

少なくとも私はそういう
勧誘には心が動きません。

なんだか嘘くさい気がするんです。

本当にいいものだったら、
あんなところでブースを設けて、
営業を書ける必要もない
と思うんですよね。

そういうところからして、
疑わしいんです。

でも、「くれる」というものは、
ありがたくもらいます。

あとあと面倒なことに
巻き込まれそうなもの以外は。

ちなみに、浄水器のブースで
いただいたウェットティッシュは

その直後に訪れたフードコートの
テーブルが汚れていたので、
ありがたく使わせてもらいました。

やはり「くれる」というものは、
もらっておくものですね。

いや、でも少しでも
時間を無駄にしたくなければ、
モノをもらわないことです。

(この後、3回目にきた
 ビンゴカードらしき
 カードを渡そうとしてきた
 セールスは受け取るのを
 拒否したとさ)

サポートしていただけるなら、いただいた資金は記事を書くために使わせていただきます。