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フリーランス エンジニアになるには(1) 準備段階

こんばんは。
てりーです。

未経験者の方が正社員のエンジニアになるまでの記事は概ね書いたかな、という気がします。今日は、少し先の話になりますが、未経験者の方がフリーランス エンジニアにどうやったらなれるのか、についてお話ししていきます。

ここでいうフリーランス エンジニアとは、正社員のエンジニアと同じ形態で働く、常駐型のエンジニアのことをさします。

いきなりフリーは難しいです


そもそも、未経験者の方がいきなりフリーとしてやっていくのは業務経験がないと難しいです。仕事を紹介してもらえるのも困難だと思います。

まずは、企業に数年勤めて、それから独立をすることをおすすめします。2、3年経験すれば、自分がメインとする領域については、一通りのことは経験できます。

メリットは、何よりも困ったときに上司に質問できること、そして育ててもらえるのが最高です。研修制度がある会社もあるでしょう。書籍購入費用を会社が負担してくれることもあります(独立してから特に思いますが、この辺の費用、とても高く着きます)。自信がつくまで会社にサポートしてもらって、一人立ちできるまで頑張りましょう。

会社にはフリーになりたいことは言わない


これはわかっていて欲しいのですが、会社の人にはフリーになりたいことを言わないでください(面接でも、入社したあとも)。会社はあなたを戦力になるまで長い時間をかけて育てるつもりです。途中で退職する意思があることがわかればガッカリします。不要なことは言わないことをおすすめします。

そのかわり、在職中は、なるべく会社に貢献できるように頑張りましょう。将来退職する意思を伝えたらショックはうけると思いますが、こいつだったら快く送り出してやるよ、と思ってもらえる関係を作っておきましょう。

向こうも仕方がないか、と思ってくれるはずです。

エージェント に登録する


正社員で数年経験したら、エージェントに登録してフリーランスとして活動していきます。ここで正社員で数年経験した、という業務経験の部分が重視されます。

PHP開発経験(2年)とかですね。

現在、コロナの影響で採用に大きな影響がでています。2019年度まで通用した、正社員2年→フリーが通用しなくなっているそうです。業務経験が2年程度で、フレームワークに触れる程度では厳しいです。エンジニアバブルは終った、と考えた方がいいです。
明らかに「売り手市場」から「買い手市場」へシフトしているので、転職する際に少なくとも基本設計→実装までができる状態になっておく必要があります。景気が回復するまでは、20代は正社員で頑張った方が良さそうです。

エージェント というのは、フリーランスとして登録してくれているスタッフに対して、仕事を紹介してくれる会社です。派遣会社と同じようにイメージしてもらえればOKです。

レバテック 、ギークス、Midworks、ハジマリ、など、本当に沢山の会社があります。それぞれの会社に得意領域(例えば、ゲームの制作会社が多い、ウェブ系が多い、週5が強い、週4が強いなど)会社などがあります。

基本的には、数社程度登録してみるのがおすすめです。

重要なのが、エージェントによって中間マージン(手数料)が異なるため、同じ仕事であっても報酬額が異なることがあります(ちなみに、十万くらい違っていたこともあります)。探す方も、複数のエージェントに依頼をかけていることがほとんどなので、必ず数社比較しましょう。損をします。

中間マージンの説明はこの辺りをご覧ください。

エージェントの仕事紹介担当の方に、「どこどこ社のお仕事ありますか?」って聞いてみると大体教えてくれます。その上で、一番いい条件のところに依頼するようにしましょう。

経験上、紹介を依頼したときに、他社で紹介された案件とダブルことがほとんどですけどね。

担当営業にはまめに電話する


エージェントの営業や仕事紹介の担当さんには、まめに電話するようにします。向こうも人間なので、よく連絡してくれる人にはえこひいきしたくなるのが人情というものです。

あと、向こうが紹介のメールを送ってくれたら、速攻で返す、電話するなどの対応も大事です。結構、紹介してもらっているのにいつまでたっても返事を返さない人もいるようなので、さっと返すといい印象を持ってもらえます。

上記のようなちょっとしたところで、優先的に紹介してもらえたりします。アナログなところはとても大事です。

それでは、また。

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