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集中が難しい習い事

ここでは、主に娘のことを書いていますが、今回は習い事について。
3歳くらいの頃からピアノのおもちゃが好きで、音過敏と同時に音感がいいんじゃないのか?という疑惑を持ちながらも、その頃は日頃の生活がどうなるのかと不安で、習い事どころではありませんでした。
自閉症スペクトラムでも娘の症状は普通の子に近いね、とは言われたものの、やはり過敏な性格、そして夜驚症など他には見られない傾向があり、イベントごとなどで不安になると、何をするのかと不安がる娘を宥めるところから。
そんな娘にピアノが楽しそうかもしれないから習い事をさせる。
でもそれは、本当に楽しいのかなと疑問でした。

小学生に上がって、プールの習い事も挫折した頃。
娘の音感はやはり良くて絶対音感的な感じになっているように感じました。
例えば、外で音が鳴っていると一緒に合わせてハミングする。
歌を聞くとすぐに覚えて歌いだす。
学校の音楽の時間が大好きで色々なお話をしてくれるなど。ピアノを習ってもいいのかなと。
そしてピアノを習い始めるんですが、まあ、練習しない。
ピアノは練習してレッスンがあって、丸をもらって、また練習しての繰り返しです。

泣いて嫌がったり、私が見てないと怒り出したり。
根気よく、二人で練習を始めました。
そして、やればやるほど、娘はピアノに向いてるなと思ったのですが、努力が嫌いだと感じました。
一番わかりやすい例えだと、『うさぎとかめ』のウサギ。
才能はあるはずなのに、途中で飽きちゃうんです。

毛布に包まり逃げる

それがわかったのが、発表会の練習です。
同じ曲を何ヶ月も弾いていると、飽きて弾きたくないと言い出します。
でも、先生はまだ完全じゃないと楽譜に直して欲しいところを書いていきます。
娘はわかっているけど、直せません。
こういうことが出来なくて、娘はギリギリになって練習を本気になって取り組み、なんとか乗り切ります。

もっとやれば出来るのにと思うのですが、娘は知らん顔です。
そして、先生も同じことを思うのか、もっと練習すれば出来るのに、とコンクール出場の機会を来年にと伸ばしました。
結果、一年練習に必死に打ち込まないといけなくなったのですが、最近の娘は一生懸命というより、義務。
一時期の泣いて喚いて練習のボイコットは無くなったものの、なんとか練習しないで済む方法を考えています。やればできる子なんですが、やりません。
これだったら、練習を一生懸命頑張った子の方が力はついていきます。

初見挫折中

頑張っているのは分かるんですがね。
ピアノって本当に続けることが大変なんです。私も習っていたからわかります。
ここで、個人の特性で合わず、それがレッスンや練習で目立ち始めると、ピアノが大嫌いになったりもしたりするでしょう。

娘は努力と反復練習が本当に嫌いなので、どうしたらいいのかと悩み中です。
音感だけ良くても…と思う今日この頃。
耳コピ能力が上がってきて、軽く片手程度なら出来るようになってきました。
でも、練習できないんじゃ!! と怒りを堪える日々。

レッスンの先生が、ピアノが嫌いになるようならコンクールは出しませんというのですが、娘はコンクールは出たいとのこと。
母親はこの矛盾を埋めないといけないわけです。

最近は多動もあるのかなと思い、色々考えるのはやめました。
練習に少しでも集中出来るように、何かいい方法はないかなあと考えています。

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