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「いきフェス2023インタビューvol.5」〜実行委員長の田中 信さん〜

「いきてゆくフェス2023」は、大阪府豊中市と豊中市介護保険事業者連絡会の共催で約20年続くイベント。前身の「いきいき長寿フェア」から、2021年に「生きてゆくフェス」にリニューアルしました。テーマは、「あつまれ!多世代 知ろう!カイゴとフクシ」。子供から高齢者まで幅広い世代が交流し、介護や福祉について触れられる・学べるイベントです。

このnoteでは、イベントの運営メンバーとして活躍されている方々を紹介していきます。今回インタビューしたのは、実行委員長の田中 信(たなか・しん)さん。田中さんは、岡町で介護事業所を経営されています。

【いきてゆくフェスについて】

「いきてゆくフェス2023」実行委員長の田中さん

―参加したきっかけはなんですか?
豊中市の介護保険事業所連絡会と関わりを持つようになって、最初はボランティアで参加させてもらったんですけど、段々と役員になるにつれて今年は実行委員長になりました。

―参加して楽しいこと、面白いことはなんですか?
実行委員になってくれる方は事業所の方が多いので、横の繋がりももちろんあるんですけど、「いきてゆくフェス」になってオープン実行委員会で全然違う職種の方や学生さんとも出会います。それが本当に1番やっていて楽しいとこだと思います。

毎月行われるオープン実行委員会の様子

―参加して大変なこと、苦労したことがあれば教えてください
本業があるのでミーティングが夜遅くになったり、どうしても時間がかかってしまうことです。今年は実行委員長をさせていただいてるんですけど、企画会議を前もってやったり、副実行委員長と事務局の方と打ち合わせしたりするので、つかえる時間の配分や調整が1番大変だと感じます。その分考えていて行動しているので、絶対に自分でも楽しみたいと思っています!

―「いきてゆくフェス」を通じて、豊中がどんな街になったらいいと思いますか?
「いきてゆくフェス」は福祉・介護の魅力発信をしているので、体験を通じて知っていただけることもたくさんあると思います。
岡町・桜塚商店街の方も私たちが近くに事業所を構えているので、より深くつながれるのがいいですね。
最初は小さなコミュニティかもしれないですが、それが大きくなっていって横の繋がりができて、顔の見える関係になれたら、すごくいいなあと思います。

【介護・福祉について】

オープン実行委員会ではチームごとにわかれてアイディアをだします

―介護事業者で働くことの良さ、仕事への想い、職場で楽しいことを教えてください。
代表という立場なので、会社としてしっかり売上を上げていかないといけないところはありますが、利用者様が喜んで、職員が喜んで、会社も喜ぶ、という状態がベストだと思っています。
うちの会社では利用者様をおじいちゃんおばあちゃん扱いするのではなく、お客様であるということを常にみんなに言っています。言葉遣いや態度の乱れが介護の乱れにつながることを、常日頃からミーティングで伝えているので、とにかく丁寧に、自分の親が自分の施設に入ってもいいと思えるぐらい、丁寧にやっていくことが大事かなと思います。

【ご自身について】

創業当時の田中さん

―豊中に来られたきっかけを教えてください。
生まれは長野県なんです。母が長野県の出身で、里帰りで私を生んだので。名前の“信”は、信州の信にもかかっているみたいです。生まれてすぐ豊中に戻ってそれからずっと住んでいるので、豊中のことはまあ大体わかってるかなって感じです。豊中の村長って言われてます!

デイサービスを開始した時期

―老後、豊中でこれからもどんなふうに生きていきたいですか?
私の両親も妻の両親もみんな豊中に住んでいるので、事業を継続しながら、子育てもしながら、豊中で死ねたら良いなと思います。

【豊中市について】

豊中市は住みやすい街だという田中さん

―豊中市のいいところ、好きなところは、どんなところですか?
豊中市しか知らないので、あんまり他と比較できないんですけど…(笑)でも、大阪市内へは電車で30分、車でも30分とかでアクセスできて、衣食住もある程度充実してるのかなと思います!それに加えて緑もすごく豊かなので、本当に住みやすい地域ですよ。

2店舗目のデイサービスもOPEN

―豊中市内で好きな場所を教えてください。
そうですねぇ、自宅かな(笑)。
事業所が岡町にあるんですけど、自宅も岡町に近いので、やっぱり岡町が好きですね。市役所もあって、豊中市の中心地でもあるので。

【最後に】

昨年よりバージョンアップした「いきてゆくフェス2023」へぜひ!

―noteを読んでいる皆さんに、「いきてゆくフェス」のアピールをひとこと!
「いきてゆくフェス」に変わって初年度はコロナ禍でオンライン開催になり、昨年が実質初めてのリアル開催でしたが、私も参加してすごく楽しくて、パンフレットもおしゃれな感じですごく良かったなあと思って今年も参加させてもらいました。
いろいろ解決しないといけない課題はありますが、でも皆さん時間を割いて集まっていただいて、昨年よりバージョンアップして開催できると思います。コンテンツ内容も変わっているので、それも楽しみに参加していただけるとすごくうれしいです。
ボランティアさんでもお客様でも、まず参加していただけるとありがたいなと思います。お待ちしていますので、10月29日(日)は「いきてゆくフェス2023」に、どうぞお越しください!

―田中さん、ありがとうございました!

取材・記録 / 広報サポーター あい

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