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【FIRE】資産運用でFIREするにはいくら必要なの?

区の平均所得を見て、私の配当収入の3倍くらいありました。区から足切り通達が届かないことを願うばかり。
こんにちは、えぬえるです。
今回は生き方の多様性が広がっている昨今、働かずにして収入を得ることで、自由な生き方を望む方々が増えており、"FIRE"といった言葉がブームとなっていました。
(最近では米国株式の下落とか景気後退・インフレ抑制の影響であまり話題にはなりなくなりましたが。)
実際にえぬえるもお仕事をやめてニート生活になり半年以上経過して、ギリッギリの食費などのランニングコストでやっと暮らせている状態です。笑
そんな国の乞食状態の私を見て会社員の友人は言いました。
「働かなくていいだけマシ。ほんと羨ましい」と。
一応リア友も私のTwitterを見ていただいているということで、この話題をnoteにて取り上げることになりました。
では、FIREするにはどのくらいの資産を投資に回せば良いのか?についてモデルケースなどをご紹介できればと思います。

FIREとは?

最初にFIREとは何のことを指しているのか?についてご紹介します。
FIREとは、経済的な自立を実現させて、仕事を早期にリタイアすること。
昨今、医療の発達によって平均寿命が延びて、一生にかかる生活費等の費用が増えているため、働く期間を長くして収入を増やすという考え方もありますが、FIREはその反対で早期リタイアを前提としている。ということになります。

上記から分かるように、資産をさっさと築き上げて、働かずに暮らすんじゃー!っていう状態ですね。

私は一応社会復帰意欲はある!(と思う。)ので、脱FIREを目指して・・・という状態。
まぁ、そもそも病気の治療などもあり、一時的にお仕事を休んでいる状態なので、私は完全なFIREとは言わないんですけどね汗
それでも後1年以上は働かずにのんびりと暮らしていくつもりです。
日本国の乞食、ゴミ、税金泥棒、何と言われようとも、私は屈しません。

じゃあ実際にFIREはどのくらいの資産が必要?

日本の今後の経済や世界情勢がどうなるのか?によっていろいろと計算が難しいところがあるのですが、現時点では「4%ルール」という言葉があります。

4%ルールとは、アメリカの大学研究機関によって導き出された答えで、生活費を投資元本の4%以内に抑えることができれば、資産が目減りすることなく暮らしていくことが可能だという仮定のことを指します。

この4%ルールに従って計算していくと、FIRE実現に対しての目標金額が推測することができます。

例えば資産5000万円を分散投資かつ高配当株やインデックスファンドに入れたとして、4%ルールのパフォーマンスを出せたとしましょう。
そうすると、年で200万円の利益が出るわけです。

現在の日本では金融資産所得に対して、特定口座の場合は20.315%の税金がかかってしまったり、2024年から始まる新NISAの登場によって、多少増減はするにしても、まずは5000万円を運用するというのが一つの目安になってくるでしょう。
その他、会社員の段階で投資用物件などを所有し、銀行さんから融資を得ることができ、無事に不動産投資の黒字化もできれば、より早いスピードでFIREをすることができたり、5000万円以下の金融資産でもFIREが可能となったりしますね。

実際にえぬえるが月曜から夜ふかしで有名な株主優待投資家 桐谷広人さん(桐谷さん)に直接質問したところ、現状5000万円あれば優待生活だったり、配当金だけで暮らしていけますね。とのことでした。
※2022年現在の話

5000万円あったとしても、1年で200万円ずつの収入で暮らしていくわけです。
みなさんならどう思いますか?
1ヶ月あたり16.6万円の生活はできますでしょうか?
大体地方の高卒初任給の手取りがこれくらいになりますね笑

預ける金融資産の種類にも変わってくるので、少々資産運用の勉強も必要そうですね。
不景気になれば株安や仮想通貨が値下がり、金や原油、不動産や長期金利が上がる傾向になり、景気が良くなると金や銀などの安定資産の価格が下がり、株高になっていきます。
不動産時代の価値は大きく変動はしませんが、ある程度影響は受けるでしょう。
上記のような資金の流れについては別のファイナンシャルプランナーさんの記事を見た方が詳しく載っていると思うので、えぬえるのnoteでは割愛させていただきます笑
(そこまで詳しく説明できる自信がない笑)

FIRE後のモデルケースを計算してみましょう!

では実際に、FIRE後の生活を想像してモデルケースを計算してみましょう。

その1 資産5000万円 年利4% 年間200万円の暮らし

これは先ほども例に挙げた「資産5000万円 年利4% 年間200万円」。
一番スタンダードなテンプレートになります。
この場合の月収は166,666円となっているので、地方高卒初任給ほどの生活水準を強いられるでしょう。
(えぬえるはこれより厳しい生活を送ってます笑)

166000
家賃 -60000
水道光熱費 -12000
 Wi-Fi通信費 -5000
食費 -30000
雑費 -5000
国保 -20000
交通費 -5000
+29000

めちゃくちゃ切り詰めてこれ。
現在のつみたてNISAの1ヶ月あたりの積立額は33333円になっているので、それを下回る計算に。
ここから交際費・家電などの買い替え、何かしらのローンの返済や奨学金の返済などがあった場合にはドボン!となるわけです。

では、逆に家賃がなく、すでに住宅ローンの返済も完済している持ち家に住んでいるという過程にしたら、+60000円となり、およそ9万円くらいは毎月自由に使えます。
急な冠婚葬祭にも対応でき、割と良さげな生活ができるのではないでしょうか。

その2 資産7000万円 年利4% 年間280万円の暮らし

次に「資産7000万円 年利4% 年間280万円」。
この場合の月収は233,333円となっているので、東京の新卒がちょい残業したわーみたいな空気感の手取りに匹敵しますよね?大体月給30万円あっての手取りなので。

233000
家賃 -80000
水道光熱費 -12000
 Wi-Fi通信費 -5000
食費 -30000
雑費 -5000
国保 -20000
交通費 -5000
+76000

めちゃくちゃ切り詰めてこれ。
ちょっとお金持ってるってことで、良い立地に住むと思って家賃は上げて計算してます。
現在のつみたてNISAの1ヶ月あたりの積立額は33333円になっているので、それを上回り、それでも3万円以上の余剰金が発生します。
急な冠婚葬祭一回くらいなら耐えれるでしょう。

家賃もなし!というならもう十分資産運用だけで不自由なく暮らしていけると思いますし、右肩上がりで資産が増えて億万長者になりそうですね。
また、株式投資で暴落というのは長期投資する上でつきものですので、定期的に金や銀、正社員のうちに融資を受けて不動産投資をしておくというだけでも、リスクの分散となって心の余裕はさらに増しそうです。

その3 資産3000万円 年利4% 年間120万円の暮らし

次に「資産3000万円 年利4% 年間120万円」。
この場合の月収は100,000円となっているので、学生のアルバイトがめっちゃシフト入れたわーみたいな感じ。
まず、税引き後年収120万円で東京で生活するのはかなり難しい、地方でも厳しいです。
というのも、生活保護受給者の年収は人によって誤差はありますが、およそ190万円の手取りになるとのこと。
そのため、資産3000万円ではどうしても厳しい生活になることが想定されます。
完全なFIREというのは目指さずに、アルバイトをしながら足りない分を補填して生活していくことになるでしょう。
好きな仕事をしながら自由業という形で生きていく場合、まずは資産を3000万円が目安といった温度感でしょうか。

100000
家賃 -30000
水道光熱費 -12000
 Wi-Fi通信費 -5000
食費 -30000
雑費 -5000
国保 -20000
交通費 -5000
-7000

めちゃくちゃ切り詰めてこれ。
まあ家賃がなく、冠婚葬祭もなく、交際もなく、ほんとに地方で持ち家で食って寝て過ごすというのなら可能ではありますが、生活保護受給者よりも低い生活水準で生活をするというのは、3000万円の資産があってする人はいないですよね。
まして持ち家だったとしても、30年くらい経つと物件にガタがくるわけです・・・。
リフォームやリノベーション、地方で車社会なら車の買い替えなども含めると、結構きついかなぁといった感じ。

後2000万円の資産を築くためにもう少し働くか、アルバイトや自由業で補填するかは本人次第となりそうです。

夫婦なら1.7倍を目安!

また、先ほどは一人暮らし独身の計算となるので、夫婦の場合は1.7倍を目安に考えていきましょう
だいたい夫婦で資産8500万円ですね。

ただ、個人的には守る人がいる状態であれば、何かしらフリーランスという形でも複数の収入源は作っておいた方が良いのかなって思っちゃいますね泣
人生って難しいですから、リスクの分散や想定は常にしておきましょう。

最近では子供なしで夫婦2馬力で資産を築き上げるDINKsなんてものも流行り始めているので、それなら一人あたり4250万円、NISAの非課税枠も2倍になりますし、株主優待の届く量も2倍、不動産融資でもプラス材料としてみられます。

逆に子供が欲しい場合には、それ相応の養育費は必要になってくるので、その都度算出が必要になりそうです。

今からできるFIRE対策とは?

上記のモデルケースにてある程度目標金額が決まった上で、自分の生活水準と照らし合わせ、どのくらいの資産が必要なのか?、その資産を築き上げるためにどのようなことをすれば良いのか?を洗い出していきましょう。
それぞれの生活に合わせて細かい設定はするにしても、以下の3つの目標は共通するものだと思いますので、取り上げていきたいと思います。

生活水準を上げない

一つは「生活水準を上げない」こと。
人間一度生活水準を上げてしまうと、なかなか下げることができないものなのです。
パーキンソンの法則というものがあり、その中には、
「収入が増えると支出も比例して増える。」
といった内容があります。
そのため、昇給やボーナスで収入が増えたとしても、なるべく生活水準を上げないというのが、お金を貯めていく上で大事なことなのではないかと思います。
収入を上げるのは難しいですが、支出を抑えるのは消費者側であるこちらで程度はコントロールできますからね。
また、支出を減らすという点では、最近格安SiMに切り替えてスマホ料金を抑えたり、電力会社を変えて月々の水道光熱費を調整、支払いをクレジットカードに変更して1-2%のポイント獲得でちょっとお得など、ちょっとした財テクを使うことです。
いろいろな方法で還元を得られると思います。
本noteでも財テクを取り上げているので、少しでも参考になるものがあれば幸いです。

毎月積立投資をする

すでに行動している方がほとんどかと思いますが、
毎月積立投資をする、お給料の一定数は拠出額として貯蓄や投資に回すということですね。
金融リテラシーが低い時にまとめて投資してしまうと、どうしても事故を起こしやすいです。
ドルコスト平均法で毎月一定額の積立投資が最適な方法になってくるのかなと思っています。
積立NISAや新NISAの活用を検討する形で行動していきましょう。
それ以上に拠出できそうならiDeCoも検討すると良いです。

自己投資を怠らない

自分への投資を怠らないというのも一つの手段です。
以下二つはある有名人が言っていた言葉です。

  • 生涯収入は20代で決まる

  • 自分の知識だけは裏切らない

建設業や不動産業では、「宅地建物取引士」の資格を取得するだけでお給料が月に5万円ほど上乗せされることもあるみたいです。
実際に求人で調べてみるとわかりますね。
えぬえるが元いたIT・Web業界でも「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」などの国家資格を取得するだけで、月に5000円の資格手当が給付されていました。
また、スーパーの調剤売り場でバイトしていた時は、国家資格の「登録販売者」を持っているだけで、月々2万円の資格手当が支給されていました。
お金がなかった新卒時代は「ITパスポート」などの簡単な国家資格からチャレンジして資格手当をもらった経験があります。
その結果と言ってはなんですが、24歳のえぬえるはIT業界の転職活動の条件で、年収1000万円を提示されたことがあります
(かなり激務っぽくてやめましたが笑)
結局知識と経験は自分だけのもの、裏切らないってことですね。
何かしら特技を身につけておくだけで、それがお金に変わるということも珍しくないので、他の人にはない自分だけの特技を伸ばしたり、資格の勉強などをするのもFIREへの近道なのかもしれません。
ナンバーワンになるのは難しいですが、オンリーワンは楽しみながらなれるかなと!

FIREするにはいくら必要なの?まとめ

今回はリア友からのリクエストでnoteを適当に作ってしまいました。すみません笑
FIREをするにはいくらくらい必要か?について説明していきましたが、いかがだったでしょうか?
とりあえず、桐谷さんがおっしゃっているように、5000万円という指標が一つの目安になってきそうですね。
頭が痛くなる額ですねーーー。
私も資産運用頑張って資産を増やして裕福なFIREできるようになりたいですね。
その前にタヒんで保険金で到達しそうですが笑
まあ、個人的には人生は長いようで短いですし、何があるかはわからないですので、刹那的に楽しみながら努力して、気づいたら資産がこれだけあったー!って方が無理せず人生楽しめるのかなと。
常に自分の好きな分野を伸ばして、それがたまたまお金に結びついて、なんてことはざらにありますので、自分の好きな方法で資産を築き上げちゃってください。
私は完全FIREよりも、セミリタイアくらいがちょうど合っていると思います。社会貢献してないクズ!乞食!なんて言われるとぴえんですから。

今回は結構薄っぺらい記事になってしまって申し訳ないです。
今度要望があれば、えぬえる流のちゃんとした四季報の見方とかやってみたいですね。やる気次第ですが。笑

えぬえるのSNS、ポートフォリオサイトを紹介

この記事に興味を持って頂けましたら、筆者のSNSやポートフォリオサイトもチェック頂けましたら幸いです。

Nの投資備忘録
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