ケンドリヤ・ヒンディー・サンスターンってどんな学校?
ナマステ!
今日はわたしが留学していた、ケンドリヤ・ヒンディー・サンスターンを紹介します。
学校について
学校の名前は
英語名: Central Institute of Hindi, Delhi Center
ヒンディー語名: केंद्रीय हिंदी संस्थान, दिल्ली केंद्र (ケンドリヤ ヒンディー サンスターン)
ケンドリヤヒンディーサンスターン(以下サンスターン)は、インド政府人材開発省の教育部直下の語学学校です(インド留学の手引きより)。
インド国内に幾つかの分校がありますが、外国人留学生の受け入れはアグラ校、デリー校のみ。
アグラ校に関してはインド政府からの奨学金による留学生が毎年1〜3月の間に募集されます。
アグラ校は寮生活であるため、
海外各地から集まる学生と交流できるのも大きな魅力です❗️❗️
だからこそ、わたしもそこに行きたかった。。
そのために書類を用意していたのですが、大使館に提出しに行った時、全然足りないことがわかりました。
(大使館のホームページを見て、そこに書いてある書類を持って行ったけど、正式な情報はJASSOのホームページに載っているものだから、そこに記載されてる書類を持ってきてちょ、と言われた涙)
しかも締め切り間近で、絶対に間に合わない量だったので泣く泣く諦めました。。
デリーにいたとき、何度かアグラ校の学生たちと顔を合わせる機会があったけど、
仲の良さがデリー校と比べ物にならないほどでした!
入学してからは、まずすぐにクラス分け試験があります。
デリー校はレベル別に3クラス、
アグラ校は4クラスに分かれます。
アグラの方がデリー校よりレベルが高いクラスもあります。
さて、以下デリー校について紹介します!
①デリー校のクラス編成
100
200
300
の3クラス編成です。
8月初めにあるテスト(writing & speaking)の結果によりクラスが決まります。
ヒンディー語初心者で読み書きも危ういレベルの人は受ける必要はないそうです!笑 →自動的に100クラス(初心者クラス)になります。
ちなみに、入学の手続きで行った時には、8/10から授業だよ、としか聞いておらず、
10日に行ってみると
ほとんどの学生がテストがあることすら知りませんでした(°_°)
ちなみに、わたしは200クラスでした。
100は初心者クラスなので内容的にはとても簡単。
200は会話や文法、リーディング、ライティングに加え、現代ヒンディー語文学の授業も入ります。
200, 300の授業は基本的にヒンディー語で行われ、難しいところは英語で補足されます。
私は日本の大学で2年ちょっとヒンディー語を勉強していて、文字、文法、基本的な単語は抑えていたので授業のレベルはぴったりでした!
300の上級者クラスは、
より高度な文学を勉強します。
詳しく知らないけど、わたしにはまだ難しいな、とその時は感じました。
②諸情報(2016年時点)
・授業期間:8月から翌年4月
・授業数:週5日(月〜金)
・時間: 10:30〜16:00
→50分授業×5コマ
・試験: 2回
(第1回が30点、第2回が70点の計100点のテスト。終業式に結果が渡される。)
・授業料: 30000ルピー
・図書館利用料年間: 500ルピー(卒業時返還)
授業内容:
こちらが時間割
科目が書いてない(°▽°)
覚えている限りだと、200では5教科書あり、毎日これらのクラスがあります。
・文法
・リーディング(教科書あり)
・スピーキング
・インド文学の歴史(教科書あり)
・ライティング(?)
→慣用句を勉強したり、公式レターの書き方を学んだり。
ちなみに、金曜日は途中から午後はチュートリアル?というなんでもクラスになりました。笑
③サンスターンの行事
行事がときどきあります!
賞金や賞品がもらえるエッセイコンテストなども。
8月: 入学式、留学生歓迎会(デリー大学)
9月(か10月): 遠足
11月: diwali
12月: 試験、クリスマスパーティー
1月: エッセイコンテスト
3月: 試験、スクールトリップ、holi
4月: 終業式
その他にも詩の朗読コンテストとかありました。
エッセイコンテストは、
表彰式がインド外務省で行われ、今は亡き元外務大臣Sushma jiから直々に❗️賞をいただきました。
賞品も豪華。
わたしは4位でしたが賞金(1500ルピーしかもピン札)とヒンディー語本3冊!
また、スクールトリップは、サンスターンの主催ではないけれど、何人かの先生も同行します。インドに留学してる外国人留学生が対象、らしく。
サンスターンアグラ校の生徒やジャイプール、コルカタの大学からも学生がやってきます。
わたしのときはHaridwarとRishkeshへ行きました。
こんな感じで、行事はもりだくさん!
参加したらそれなりに楽しいです。
④カルチャークラス
放課後にカルチャークラスが開催されていました。
2015年から始まりました、が、
参加人数がとても少なく、現在開催されているかは不明!笑
ヨガとカタックのクラスがあり、週2回放課後に開講で、無料で参加できました。
わたしはカタックに参加してたけど、Guru jiがあまりの参加者の少なさにやる気をなくしてだんだん来なくなり、いつからか先生の師弟が教えに来るようになりました・・・笑
もっとちゃんとやりたかったなあ。
⑤食堂
あり。バイキング?形式です。
50ルピー、だった、気がします。
取る量によって、値段も変えてくれます。
チャイ、コーヒーそれぞれ10ルピー、だった、気がします。
記憶が不確かですみませーん!
ご飯に関しては
外に屋台もあるので飽きることはないでしょう。
わたしのお気に入りはegg roll, biriyani, maggyでした!
アイス屋さんもウロチョロしてるのでよく買っていました。
⑥成績優秀者に賞金!
成績優秀者にはなんと、賞金が付与されます。
わたしは200クラスで1番になれたので、賞金はRs.2000、それからヒンディー語の分厚い辞書2冊をいただくことができました。嬉しかったなあ〜。
賞金はピン札だったので日本に持って帰りましたが、いきなり紙幣が廃止になるという目に合いました。。。
あのときは本当に驚いた!
ちょうどインドに帰る友達がいたので、日本円に両替してもらいなんとかなったのですが。
⑦アクセス
アクセスは割と良好◎
住所はコチラ↓
Qutab Institutional Area, New Delhi, Delhi, india B26-A
最寄駅は
Delhi Metro Yellow Lineの
Hauz Khas駅。
いつもMetroバスでKatwariya Saraiのバス停まで行き、そこから歩いて通っていました。運賃は5ルピー!
Katwariya Saraiはアパートやお店がたくさんあり、そこに住んでいる学生も多かったです。
学生はわたしが留学していた2015年度では、約60名。
中国からの学生が1番多く、その次に日本、韓国、中国、ロシア、でした。
年によって様々。
昔は日本人学生も多かったけど今はそこまで多くないみたい。
先生たちは個性的で、
面白く、親しみやすいです。
1人だけすんごいやる気のない先生がいて
最後までその姿勢が直らなかったのは残念。。噂ではクビになったとか。
出席はそんなに厳しくありません。
取ってるようで取ってないようなもの。
わたしはたまに旅行とか行ってましたが、ほとんどちゃんと出席していました。
前述の通り、200クラスからは授業はヒンディー語だし、週5日もあるのでヒンディー語もぐんぐん上達します(もちろん本人のやる気次第)!!
KHSを修了後、デリー大学に通っていた韓国の友達は、デリー大学のヒンディー語クラスはBoring!とぼやいていました。
ヒンディー語を学ぶなら、サンスターンをお勧めします!
あ、でも1つだけ残念なのは、
デリー校、アグラ校ともに、
外国人留学生だけなので学内で同年代のインド人学生と出会う機会が少ない=インド人の友達を作りづらい!ということです。
それは自分次第でどうにでもなる話ですけどね!
デリー校の情報は以上です。
それでは、また!
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