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【人それぞれ捉え方が違うのは◯◯だから】


同じことを言っても伝わらない。

違うように理解される。

逆に、、、

「こんなのでよく伝わったな!」

と言うことがあります。

ひと昔前の話になりましたが、
長年連れ添った夫婦で
「オ〜イ」と言っただけで
通じたりします。

単に、
よく人はタイプがあって、、、
と言うお話をするつもりでは
ありません。

つまり、良く言われる

ウェルス・ダイナミクス、

エニアグラム、

DISC分析、

BANK

アマサイ、

ストレングスファインダー。

などのお話では
ありません。

これらタイプは固定的なものでは
ありません。

実は、

五感などの「感覚器系」から

外部からの情報(刺激・体験・見聞きしたこと等)を受け取ります。

それが、

いわゆる「意識」で統合され

意識より更に深い部分に
蓄積されます。

その蓄積によって、
外部からの外部からの情報(刺激・体験・見聞きしたこと等)への

捉え方や反応などに差が生まれます。

反対に

外部からの情報が
共通していれば、

同じような捉え方や反応などが
生まれます。

なので、
もとは他人の夫婦でも長年連れ添い
時間や空間を共有して来て、

阿吽の呼吸で通じ合うことが
あったりするのはそのためです。

このように反応のタイプは
固定的なものではなく、

時間はかかっても
変化するのもと言えるのです。

これはいわゆる反応の科学です。

このことから、
一見分かり合えないと思っても、
「共通の情報」「共通の体験」などを順に共有して行くことで、

分かり合える部分や
通じ合う部分の領域が広がって行きます。

そう!

例えば、自分の今の思考に至った筋道を整理してみてください。

そして同じ情報を
相手にたどって貰うのです。

すると頑なだった相手が
ガラッと変わることがあります。

共に心の構造を理解して
反応の科学を活かして行きましょう。

【編集後書】

『チャットGPTChat GPT/チャットジーピーティー)』などに代表されるAI。

AI研究の父と言われるマサチューセッツ工科大学のマービンスキー教授は、
AI研究において人間の心を解明するのに、仏典が比類なきテキストになると語っています。

仏典では、人間の心を8つに分類します。

⑴感覚器系の5つの心:「前五識」

⑵それを統合する「意識」

⑶意識から更に深くに
「末那識」
その次に
「阿頼耶識」

があると説かれます。

8つの心の根底に位置する「阿頼耶識」。

その「阿頼耶識」に
私たちそれぞれの行為が
業力(ごうりき)となって蓄積されると
説かれています。

そして蓄積された業(行為)の違いによって、

業界(ごうかい:見える世界)に違いが生まれるのです。

特に、夫婦は共通の業「共業」(ぐうごう)を持っていると言われます。

長年連れ添った夫婦は
共通した業を持つがゆえに、

物事に対して同じような捉え方をし

よって同じような反応や行動をして

そろって同じ結果を受けてしまうことがあるのです。


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